◎TOKYO PHOTO ; MARUNOUCHI NAKDORI 13.6 2012


立ち飲みBARやレストラン、カフェでは金曜日の夕刻とあってリラックスムードのサラリーマンやOLの姿を目にする。さすが東京の中心、クール・ビズも徹底しているようだ。2009年4月に竣工した丸の内パークビルの真ん中にある一号館広場。小さな噴水の周りに目に優しい木々や草花や小径を設け、本を読む人、待ち合わせをする人、くつろぐ人など思い思いの時を過ごす。
丸の内のシンボルといえば丸ビルだろう。最初の丸ビルが竣工したのは大正12年2月。弁護士や会計士、建築家、特許弁理士、医者、雑誌社、学会などの自由業かつ知的な店子の入居が相次いで、特に1階、2階に商店街を開いたことでも大きな関心を引いたとのこと。
明治27年に最初の赤レンガ事務所である一号館が出来てから、すでに50~60年以上経過した丸の内の赤レンガ建物群は老朽化が目立ち始めていて、昭和30年代前半から40代初頭頃に近代的ビルへ次々に建て替えられた。そして2002年(平成14年)に、新時代を象徴する交流拠点として“丸ビル”が誕生したことを皮切りに、丸の内MYPLAZAや東京ビル(TOKIA)、新丸ビル、丸の内パークビルと高層ビルが竣工された。
ショップではクリアランスセールも始まっている。高級ブランドの店も軒を並べ、宝飾のティファニーでは通り沿いの厚いショーケースの向こうに高級リングが飾られていた。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko

0 件のコメント:
コメントを投稿