2012年3月29日木曜日

東京ミッドタウン_3








東京ミッドタウンはどの店も魅力的。「箸長」は3階にある箸の専門店。ウィンドウにはつるし雛が賑やかに飾られ、和の雰囲気を醸し出している。職人が天然素材を使って、一つひとつ端正に手作りする箸が飾られている。産地も若狭、輪島、会津、木曽、江戸、村上、別府など全国に渡っていて、常に2000膳以上のお箸を揃えているとのこと。My箸がブームになった時期があったが今も続いているのだろうか。

地下1階にある「虎屋」は和菓子の老舗。発祥は京都で、古文書などの資料によると虎屋の存在がたしかめられるのは1500年代後期頃という。羊羹や最中、季節のお菓子などが並ぶ。ずらりたくさん並ぶのではなく、少量が実に美しく置かれている。併設された奥のギャラリーでは「五周年記念・第24回企画展 ギャラリーの記憶」をやっていた。

3階のガレリアからサントリー美術館に入場できる。4月1日(日)まで行われているのは「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展。この展覧会では、2012年に開館30周年を迎える大阪市立東洋陶磁美術館の収蔵品約4,000件の中から、国宝2件、重要文化財13件を含む東洋陶磁の名品約140件を厳選して紹介しているとのこと。

六本木には多くの文化・芸術施設が集積している。国立新美術館、六本木ヒルズ内にある森美術館とサントリー美術館の3館は、地図上で三角形を描く「六本木アート・トライアングル」として連携を図る。チケットの相互割引「あとろ割」も採用し、地域全体をアートの街として盛り上げている。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子

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