◎TOKYO PHOTO ; TOKYO MIDTOWN no2. 24.3.2012
東京ミッドタウンは色々な所から入れるが、玄関とも言えるのがキャノピー・スクエアと呼ばれる場所。そこには巨大なキャノピーのエントランスが入場者を迎え、カフェテラスやTOKYO FMのサテライトスタジオや大型スクリーンも設置されている。
地階のコンコースへのガラスの屋根には、水が流れている。雨水かと思ったら水の流れる環境を作っているとのこと。ガレリアのエスカレーターの脇に4階から地階まで糸に伝わって落ちて来る水の演出もある。
「ミッドタウン・ウェスト」の1階部分にフジフィルムスクエアがある。富士フィルム写真コンテストと六本木フォトコンテストが行われていた。風景写真はみごとに美しく、人物写真は味わいがあり面白い。その場に居なければ、行かなければ撮れない写真。まさに写真も出会いだという思いを強くする。
隣でW.ユージン・スミス作品展もやっていた。W.ユージン・スミスは1918年、アメリカ中西部のカンザス州に生まれ。1943年から太平洋戦争に戦争通信員として従軍し、戦地でシャッターを押し続ける。戦後、「ライフ」誌と契約し、数多くのフォト・エッセイを掲載し、フォト・ジャーナリズムの歴史に偉大な足跡を残した。小さな子どもが手をつないで森を歩く後ろ姿を撮影した『楽園への歩み』。何かを語りかけてくる珠玉の一点。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川 京子
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