◎TOKYO PHOTO ; THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO no1. 24.3.2012
2007年に開館した国内最大級展示スペースを持つ国立新美術館。建物前面を覆い大波のようにうねる美しい曲線を描く『ガラスカーテンウォール』が特徴的な建物で、モダンで明るい外観と広い室内空間を持つ。
それまで東京都美術館で開催してきた公募団体展や、首都圏の公立美術館で開かれてきた企画展など、複数の公募展の同時並行開催を行うことができる。またコレクションを持たないため、ミュージーアムではなくアートセンターを用い「ナショナルアートセンター・トウキョウ THE NATIONAL ART CENTER-TOKYO」となっている。
斬新なシンボルマーク・ロゴは、人気デザイナー佐藤可士和氏の作品。コンセプトは「新」。“漢字をモチーフにすることにより、より多くの人々、特にこれまで美術に関心のなかった人々にも親しみやすく、馴染みやすい存在となることを目指している。 「新」という文字の、全てのエレメント、全ての角は、閉じておらず、開かれている。それは開かれた「新しい場」。そこに人々が、そして美術に関するあらゆ る情報が集まり、そして発信される、開かれた窓のような場である国立新美術館の象徴”とのこと。インパクトのあるデザインだ。
国立新美術館開館5周年の企画展は野田裕示『絵画のかたち/絵画の姿』、4月2日(月)まで。公募展は『公募第52回 日本南画院展』3月30日(金) まで、『第65回 日本アンデパンダン展』4月2日(月) までなど。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川 京子
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