千代田区丸の内 丸ビルと丸の内仲通り

◎TOKYO PHOTO  ; MARUNOUCHI no1  15.1.2012

丸の内仲通りに入ると、出来上ったばかりの丸の内永楽ビルディングの下で、最後のエクステリアの仕上げにかかっている職人さんが忙しそうだ。丸の内永楽ビルディング、三菱UFJ信託銀行本店ビル、新丸ビル、丸ビルと高さも形も似たようなビルが並ぶ。車道ほどの広さがありそうな石畳の歩道には街路樹が植えられ美しい。ゆったりとした空間はさすがに歴史ある丸の内ならではである。

東京駅の目の前に、2002年に37階建てビルとなって丸ビルが全面改装オープンしてから、丸の内はこれまでのオフィス街からおしゃれなショップ、レストラン、カフェなどのあるファッションストリートに生まれ変わった。

丸ビルオープン当時は女性雑誌などにも紹介され、奥様方や若い女性たちが東京駅から丸ビルを目指した。地下通路からの出入りも便利で、エントランスホールやエレベーターやエスカレーターなどはごったがえしていた。

10年たった今でも、休日にもかかわらず賑わっている。地下１階から6階まではさまざまなグルメ、レストラン、ファッションなどの店が構えていて楽しい。この日マルキューブでは「平清盛全国巡回展」をやっていた。番組の見どころや時代背景解説などのパネル展示やドラマに登場する衣装や道具、出演者サイン色紙が飾られていた。

※東京都市モノローグ2011年の総集編（漂流する東京）
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photo ; 宇都宮 保　
文；長谷川 京子