◎TOKYO PHOTO ; AKABANE no2 6.8.2012
赤羽駅周辺を歩いた後、東口駅前の大通りを進んで赤羽東本通りを渡った所にあるララガーデン赤羽スズラン通り商店街のアーケードに入る。全長330メートル、道幅約13メートル、高さ約13メートルあり、端まで見渡せるほど広々している。爽やかな黄緑色が基調の、木漏れ日も感じられる明るいアーケードになっている。
ファッションや食料品、飲食店、カフェ、美容室、薬局や歯科など約100の店舗数が並び、生活用品はみな揃う。アーケードの端には、今年3月に再開業したばかりというスーパー・ダイエー赤羽店があり、その隣の広い空き地には岩渕中学校建設予定地の看板が貼られている。
ダイエー赤羽店は、昭和44年に都内で2番目に開業した大規模総合スーパーだった。当時は近隣の西友赤羽店との間で価格戦争を度々起こして「赤羽戦争」と取り沙汰されたりもした。しかし建物は古くなり、2009年にはファッション館が、2010年にはフーズ&リビング館が閉店し、40年の歴史に幕を下ろした。その後、建物は両棟ともに解体され、跡地には24階建てのタワーマンション「プラウドシティ赤羽」が建ち、さらに今年になってスーパーマーケット形式の、2代目ダイエー赤羽店が出来た。
アーケードは駅への通り道にもなっていて、多くの人が自転車で通過する。入口付近や店の前には多くの自転車が停められている。ララガーデン赤羽を後にして、赤羽で一番古いといわれる赤羽一番街商店街へ。商店街のうなぎ屋さんの若く元気のいい店員さんが、カメラに笑顔で応えてくれた。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko
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