2012年8月6日月曜日

谷中・初音の森 圓朝まつり2012

◎TOKYO PHOTO  ; YANAKA ENCHO FESTIVAL 2012   5.8.2012











8月5日、台東区谷中の初音の森で「圓朝まつり2012」が行われた。午前10時から午後3時までという真夏の強い日射しが照りつける中での開催にもかかわらず大入り満員。落語好き、お祭り好きの老若男女が楽しんだ。

中央の特設ステージでは、浴衣姿の落語家の皆さんによる落語会や歌謡ショウ、震災復興支援オークションやライブ、ものまねなど楽しいパフォーマンスが繰り広げられている。周囲は芸人によって出店されたテントがずらりと並び、出店リストをみると30以上ある。谷中コミュニティセンター側には焼きそばやフランクフルト、焼き鳥、おでんやモツ煮、かき氷にビールなどの店が。反対側と通り側には噺家の扇子や手ぬぐい、Tシャツ、落語の本やプロマイドなどが売られている。

圓朝まつりは、怪談、人情話を得意とした(故)三遊亭圓朝を偲び、墓所のある全生庵を会場として毎年催されてきた。年々盛況となり、全生庵の境内では対応しきれない状態になってしまったため、11年目の今年、会場をここ防災広場「初音の森」に移して行うことになったとのこと。

人気落語家の入船亭扇辰、橘家文左衛門、柳家小せんで結成する異色バンド「三K辰文舎」は、松山千春の「長い夜」などを歌って抜群の存在感だった。若手の芸人さんはテント前で、汗びっしょりになって商品を売っている。落語家の人たちだから話もやることも面白く、会場中に笑い声がはじけていた。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
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http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko

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