もうおしまいになっているかもと危惧しつつ、小石川植物園に最後の紅葉風景を求めて出かけた。6月に目に眩しいばかりの緑と巨木の中を歩いた時、紅葉の季節はどんな光景になるのだろうと想像を巡らしていたのだ。
今回は正門を入ってすぐ左へ折れる道を行く。台地の斜面の下に小さな池がいくつも連なっていて、そのまま進むと梅林や日本庭園へ至る道。木々の葉はだいぶ落ちていて周囲が明るく見渡せる。小さな池は枯れ葉で覆われていて幻想的。亀がドボンと池に飛びこんだ。大きな池には鯉が大きな口をぱくぱくしている。
真っ赤に染まっている木はメグスリノキ。巨木が鮮やかに色付いている。その周囲のモミジも美しい。銀杏は葉をほとんど落とした木もあれば、ひらひらと風に舞い落ちてくる葉が残った木もある。池の淵で絵筆をとっている人がいた。了解をもらってその後姿を撮らせてもらった。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/
◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko
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