2012年6月28日木曜日

夜の表参道、キャットストリートなど(渋谷区)

◎TOKYO PHOTO  ; OMOTESANDO 24.6.2012











夜の表参道は昼とは違う落ち着きがある。青山通りと交差する表参道交差点から、原宿駅前付近の神宮橋交差点までの1キロ以上の区間に、ケヤキが163本植えられ、美しい街路樹を形成している。最もオシャレなストリートのひとつで、日本国内外の有名ブランド店も集積。多くの外国人も行き交う。

その中間地点にあるのが表参道ヒルズ。地下3階から地上3階まで6層分のフロアは商業施設。4階・5階・6階は全38戸の住居施設になっている。同潤会青山アパートを取り壊した跡に建設され、2006年にオープンした。表参道ヒルズの東側一角に同潤会青山アパート一棟が再現され、ギャラリーや店舗として使われている。

表参道ヒルズの隣には神宮前小学校がある。東京大空襲によって校舎を焼失した後、1947年(昭和22年)に建てたという校舎は相当古い。その先にある通りには若者向けのショップがずらりと並んでいる。キャットストリートと呼ぶことを若い店員さんから聞いた。これは暗渠化された渋谷川の上に作られていて、名前の由来は「猫の額のように狭い通りだから」、「猫が多いから」、「"ブラックキャッツ"という音楽バンドが生まれた土地だから」、などの諸説があるとのこと。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko

0 件のコメント:

コメントを投稿