◎TOKYO PHOTO ; HAKUSANJINJYA , TOYO UNIVERSITY 9.6.2012


白山神社には青、紫、ピンクなど色とりどりに、約3000株のアジサイが咲く。アジサイには雨が似合う。露に濡れ彩りを増す。花(正確にはガク)の色は、一般に「土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」と言われているが、土壌の pH (酸性度)は花色を決定する要因の一つに過ぎない。植物界において広く存在する色素のアントシアニンのほか、補助色素や、土壌の酸性度、アルミニウムイオン量、さらには開花からの日数によって様々に変化するとのこと。そのため「七変化」とも呼ばれる。
社殿の裏手に回るとアジサイの植えられた小山と白山公園がある。白山公園は明治24年開園の文京区最古の公園で、周囲にはアジサイが植え込まれている。こちらでは子供あじさい写生会が行われている。社殿の隣で子猫が鳴いていた。
白山公園と民家の間を抜けると東洋大学の南門に出た。キャンパスの中央にある2号館は地下2階・地上16階のシンボリックなタワー。図書館や研究室からなる。最上階のスカイホールからの眺めは格別で都内が一望できる。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
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photo ; 宇都宮 保
文;長谷川 京子

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