2012年6月23日土曜日

国立科学博物館とインカ帝国展(台東区)

◎TOKYO PHOTO  ; National Museum of Nature and Science,Tokyo 22.6.2012






上野の森にある国立科学博物館でマチュピチュ「発見」100年インカ帝国展が開催されている。今週で終了(2012.3.10ー2012.6.24)ということなので、混雑は覚悟しつつ出かけた。先に常設展示の地球館へ。地球館は地下3階から地上3階までの6フロアーある。地球の誕生から人類の進化など生物の進化の過程、恐竜の謎に迫るコーナー、海や陸の様々な生き物たちとその多様性を中心に見る。

ヒパクロサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプスなどの恐竜の迫力ある実物標本、生き物たちの剥製やチョウ、カブトムシ、カニ、植物などの標本が揃う。巨大な絞め殺しの木、世界最大の植物ラフレシアなど驚きの展示物もある。時間が足りなくて地下2階から1階の3フロアーのみをかけ足で見学。日本館は諦めてインカ帝国展へ。

最終週の金曜日の夕方とあってやはり混雑していた。入場規制をやっていて10分程並ぶ。入口付近からすでに人が溢れなかなか前に進まない。一つひとつの展示物を見て説明文に目を通すのは難しい。空いている空間を見つけてそこに入り込むといった状況。中でもひときわ人だかりだったのは5体のミイラたちの前。古い遺跡から出土した600年前の男性や青年、少女などの本物のミイラ。眼球がそのまま残された20代女性の「まなざしのあるミイラ」は圧巻。なお展示物の撮影は禁止だった。

会場の最後にコンドルの目線でマチュピチュに迫る12分間の3Dシアターがあり、これもよかった。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子

0 件のコメント:

コメントを投稿