2012年5月27日日曜日

谷中・根津・千駄木 三崎坂からあかじ坂、玉林寺裏の古井戸

◎TOKYO PHOTO  ; YANAKA NEDU SEBDAGI no2. 24.5.2012









日暮里駅から谷中霊園のさくら通りをまっすぐ進むと、霊園入口の信号に出る。右折して、三崎坂(さんさきさか)方面に進んだ所に、觀智院の初音幼稚園があり、子どもたちが賑やかに駆け回っている。となりに昭和58年秋に作られた觀智院の初音六地蔵が並ぶ。人間は死ぬと六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)のいずれかに行くといわれ、その六道のどこにいても救済の手をさしのべてくれる地蔵尊とのこと。

三崎坂(さんさきさか)を下ってくると龍谷寺、本通寺、天龍院などの寺院が左手に並び、その間の道を入ってみたりして、谷中4丁目から2丁目辺りをウロウロする。谷中2丁目にあるあかじ坂の途中で、高い塀の上の古い和風住宅に数人の男女が入っていくのを目にした。住宅入口には何の看板も出ていないけれど、昭和初期宮大工建造の情緒あふれる和風建築で、根津スタジオという。「家政婦のミタ」や「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」などのテレビドラマのロケ地になっているとのこと。

さらに、木々の茂った路地を谷中2丁目から1丁目へ。狭くて地図にも載っていないわかりにくい道があり、ちょうど玉林寺の裏手にあたる。階段をおりていくと古井戸を見つけた。個人宅の井戸らしく名前が記されている。ホースも付いていて、現役で使われているらしい。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子

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