◎TOKYO PHOTO ; UENO PARK,UENO TOSHOGU 11.5.2012


そのまま参道を奥へ。両側に多くの石灯籠が並び、そのほとんどが社殿の建築の際に諸大名より奉納されたものとのこと。さらに奥の社殿前には銅灯籠が置かれている。全48基。国指定重要文化財。こちらも慶安4年(1651)に諸国の大名から奉納されたもの。
上野東照宮は1627(寛永4)年、徳川家康の遺言で、天海僧正と藤堂高虎が寛永寺の敷地内に造営したもの。現存しているのは、1651(慶安4)年3代将軍徳川家光が大改築を行なったもの。金箔をふんだんに使い、大変豪華であったことから「金色殿」とも呼ばれた。当時は東叡山寛永寺の一部だったが、戦後神仏分離令により寛永寺から独立。戦争や震災などの災厄に一度も倒れることなく、国指定重要文化財として江戸の面影をそのまま現在に残している。社殿は現在改修工事中。保護シートにプリントされた社殿見えるだけ。社殿の手前、右手奥の柵の向こうに旧寛永寺五重塔が見える。木立に阻まれこちら側からは全貌は見えない。動物園の中に入るとしっかり見えるとのこと。
上野動物園入口の前に小さな遊園地がある。ちょうど夕方5時を過ぎたところ。子どもたちの姿もなく、遊具も動いていない。動物園も係員の人が来て閉門している。動物園前のパンダ焼などを売る売店も閉店準備を始めていた。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
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http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川 京子
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