◎TOKYO PHOTO ; TOKYO UNIVERSITY OF ARTS 30.4.2012
文京区千駄木に移ってきて、谷中・根津・千駄木界隈逍遥にいそしむ。路地を少し歩いただけで、人々の落ち着いた暮らしが感じられ、下町の良さを実感できる。
足をのばして上野の森の東京藝術大学まで。美術館で近代洋画の開拓者・高橋由一展が開催されているという。以前通りがかったときに藝大構内に入れなかったが、今回は堂々と正門から入り美術学部の方をじっくり見てまわる。美術館の前に巨木がある。根元を見ると向きによっては、ヘルメットを被った兵隊が木にもたれかかっているような不思議な造形をイメージできる。
構内の木々の中の六角堂に、平櫛 田中(ひらくし でんちゅう)作の岡倉天心像が安置されている。岡倉天心は東京美術学校(現・東京藝術大学)の設立に貢献した。構内には岡倉天心像を囲むように多くの教授の銅像が立っている。
総合工房A棟の前では巨大な竜のオブジェが学生たちによって制作されていた。5月5日から6日にかけて、東京スカイツリー前の隅田川テラス周辺で行われるイベント「東京ホタル」で、「ひかりの神輿パレード」の神輿として使われるとのこと。5月6日のスカイツリーの試験点灯に合わせ行われるお祭り。この竜の神輿を地元の子どもたちが担いでパレードを行うという。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川 京子
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