2012年2月21日火曜日

番外編 武蔵小杉駅前












川崎市中原区の住宅地を歩いているうちに、法政大学第二中・高等学校前まで来た。時計塔が昔からシンボル的存在の中高一貫制の男子校という。部活を終えたらしい男子生徒が数人出てきて駅に向かって歩いて行く。

駅に続く道は法政通り商店街。50年ぐらいの歴史を持ち大きくはないが何でも揃っている100店舗余りの商店街で、時節ごとのイベントなども行われ地元の人たちに親しまれている。商店街の中央を横切るように二ヶ領用水が流れている。1611年に徳川家康の命により出来た用水路とのこと。この用水に架かる今市橋の下に小さな手作り水車を取り付け、カッパの目玉やイルミネーションを光らせるという取り組みが行われていた。光っているように見えなかったのはちょっと残念。

商店街から駅の向こうを見ると、東京都心に引けをとらない超高層タワーマンション群が見える。工場や企業のグランド跡地に大規模な再開発が進められている。もう建っているものを含め計9棟の高層マンションが建ち、このほかにも市内最大級の公共施設、ホテル、商業施設、消防署等が建設されるという。国内最階層マンションのパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーは59階建てのタワーマンション。2009年4月完成した。47階建てのパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー、2棟の47階建てからなるリエトコート武蔵小杉、さらに49階建てのザ・コスギタワーはそれぞれ2008年に完成している。

イトーヨーカ堂の裏手から駅前にかけては居酒屋や飲食店が多い。夜になると光が溢れ、同じ場所が別の光景を見せてくれる。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子

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