◎TOKYO FUKAGAWA 16.6.2011
地下鉄半蔵門線の清澄白河駅で降りて深川を散策する。
深川江戸資料館に立ち寄るものの、あいにくの休館日。地図だけもらって歩き出す。
資料館近くのお土産屋さんが深川めしのおいしい店を紹介してくれた。
深川めしは、アサリのむき身を味噌汁の具にして米飯にかけたもの。隅田川の河口あたりはアサリがよく穫れたため、江戸時代末期に江戸深川の漁師が食べたのが由来。漁獲が豊富で単価が安く、素早く作れて食べれるので気の短い江戸っ子漁師にはうってつけの食事だった。
いただいた「あさり丼」は炊き込みタイプで上品な薄味。濃い味付けのみそ汁とダイコンの漬け物とのバランスがよく、まずは深川を堪能する。
途中、いくつかあるお寺をのぞきながら門前仲町方面に向かって富岡八幡宮まで。
両親に抱かれた双子の赤ちゃんのご祈祷が行われていた。ふたりして大泣き大合唱。
八幡宮の中には深川の力持の碑や横綱力士の碑、伊能忠敬像などがあるが、どんな力持もこの泣き声にはかなわない。
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川
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