谷中5丁目の長明寺 |
谷中7丁目の天王寺 |
谷中霊園の桜 |
谷中霊園の桜 |
◎text
谷中のしだれ桜を求めて、谷中5丁目の長明寺と7丁目の天王寺へ。長明寺へは日暮里駅西口の御殿坂を上って、夕焼けだんだんと分かれる左側の七面坂を下りる。その坂から左手の塀越しに長明寺のしだれ桜が見える。
七面坂を下って突きあたりの六阿弥陀道を左折。小さな居酒屋などの並ぶすぐ先に入口の山門がある。境内の中に入ると広々した空間が広がる。正面本堂の前の大きなしだれ桜が今まさに見頃を迎えて、強風に花びらがハラハラ舞っている。本堂は建替えられたばかりで真新しく、やや風格に欠ける。しだれ桜の左手の銅鐘は江戸初期の著名な鋳物師の作とあって、こちらは存在感十分。
谷中霊園のなかを通って天王寺へ。谷中霊園は桜の名所として知られている。満開になると桜のトンネルのようになる通称「さくら通り」が園の中央を走る。今週末は満開、混雑することだろう。
天王寺山門を入ると、本堂の脇のしだれ桜が満開間際。猫がベンチに行儀良く座っている。境内ではオカメ桜も小さな可憐な花を咲かせている。春の彼岸供養の人たちを多く目にした。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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