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新木場の貯木場方面に歩き出して15分ほどして東千石橋交差点前まで来た。東千石橋の上から14号地第二貯木場を見るが、丸太の浮いた様子を目にする事はできない。木の囲いと木を運び出す橋桁のようなものがあり、それがかつて賑わった貯木場の痕跡といったところだろうか。
貯木場の向こうには大きな風車が見える。新木場の先には若洲橋を挟んで若洲海浜公園があり、ここに立つ風力発電の施設が高さ100メートルの風車。若洲海浜公園にはゴルフ場や海釣り場、多目的広場やキャンプ場、サイクリングコースなどがある。
風車の右側に目を向けると、2012年2月に開通した東京ゲートブリッジがかすかに見える。この橋は中央防波堤と若洲地区を結び、全長2,618メートル、海面からの高さは最大で87.8メートルにもなる開門式の橋。恐竜が向かい合っているような特異な形状をしている事から恐竜橋とも呼ばれる。若洲側から歩いて渡ることもできるようだ。
貯木場の周囲には材木商の事務所や木材加工工場、倉庫が多い。製材協同組合や銘木協同組合、銘木団地の看板も目にする。廃棄物リサイクルの大きな工場もあり、歩いて回るには広すぎる。新木場2丁目交差点を右折して駅へ向かう。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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