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台東区谷中1丁目のヒマラヤ杉とみかどパンの並びに、「繪処」と書かれた看板のアトリエがある。入口のガラス張りのスペースに豪華な金箔、銀箔などで描かれた屏風や掛軸などが飾られている。以前から気になっていた。
今回「繪処 春展」の行灯があり、公開中とのことでお邪魔させてもらった。広い部屋の中央で作務衣を来たアラン・ウェストさんが、ハマグリの貝殻を使用した絵皿で金箔を使って描いている。両側の展示スペースには桜を描いた優美で独創的な屏風や掛軸などが飾られている。
アラン・ウエストさんはアメリカ生まれ。アメリカの大学芸術学部卒業後に東京藝術大学で日本画の技法を学び、画家として活動を始める。1999年、谷中に画廊兼アトリエを構えた。現在は屏風や掛軸のほか、お寺の襖絵や壁画、着物など広い分野の依頼を受け発表し、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地で個展も開催しているという。
5月いっぱいまで、桜の屏風を中心に「繪処 春展」を公開中。また、4月26日(金)には「繪処能」、能楽ワークショップを行う。アラン・ウエストさんの日本画に囲まれて能楽の世界に導かれるのも楽しいだろう。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/
◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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