日本アンデパンダン展2013を見に六本木にある国立新美術館へ。展示会場に入ると、見やすいように28室に区割りされ、壁一面に大小さまざまな絵がずらりと飾られている。人物、自然、風景、静物、抽象画など作品の内容もさまざま。圧倒的に絵画が多いが、オブジェなどのインスタレーションや立体彫刻なども出品されている。
アンデパンダン展とは、無鑑査・無褒章・自由出品の美術展の名称のことで、フランスのパリで1884年に開催されたのが始まりという。日本では戦後に始まり、会費を払えば誰でも出展できる展覧会として多くの芸術家が参加している。
作品は日本の津々浦々から出品されている。ひとり2点、3点と出品している人もいる。見にきている人が自分はこの作品が一番好き…と言える自由な雰囲気がある。昨年は東日本大震災の影響を色濃く反映している作品を多く目にしたが、今年も福島原発事故後のこころの風景を描いたものがあり、印象的だった。
展示会場では写真撮影の了解をもらった。開催期間は3月20日(水)から4月1日(月)まで。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa