◎TOKYO PHOTO GEISAI2012 ; 8.9.2012


本部前から中央棟に回ると焼き鳥やお好み焼きなどの店、絵画棟前に来るとカレーやたこ焼き、ライスバーガーなどの店が並び、大勢の客がビールを片手に楽しんでいる。総合工房前の広場はさらに盛り上がっている。炎天下のなか焼き鳥の店がモウモウと煙を上げ、モツ煮やギョウザ、丼物、イカ焼き、かき氷やカクテル、キーマカレーなどの店がそれぞれ工夫を凝らした店名を付けている。またオリジナルTシャツやアクセサリーなどの店もあり、この広場には20店舗以上が並ぶ。
模擬店をひと通り廻ってから、美術学部中央棟のいくつかの教室の展示を見た。様々な木を使って形を作った「木々のケ」、女子二人によるイラストと写真「ふたりよがり」、シュールな美術が並ぶ「シュール展」、写真の加工で日常の生活のシーンを切り取った「ありふれた日本の空気」などなど。オリジナルのテーマを追求する若い芸術家の作品に触れるのは刺激的だ。
奥の第9講義室では映像作品が上映されていた。「3Y」filmによる「killer(キラー)」と「Treasure(トレジャー)」。監督・脚本は2作品とも世界の寛人さん。ちょっと軽妙でシリアスな内容を真面目に演じているところが見もの。会場入口にいたkillerを演じた主人公の山田太郎さん。映画の登場人物さながらヌンチャクを手にポーズをとってくれた。
※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko

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