2011年12月19日月曜日

江東区木場から豊洲 撮影;2011.12.17

◎TOKYO PHOTO  ; FROM SHINKIBA TO TOYOSU  17.12.2011










地下鉄東西線の木場駅で降りて豊洲を目指して歩く。永代通りを東陽町方面に進み、大横川に架かる沢海橋を渡るとラーメン屋や焼き肉屋、そば屋などの地元の飲食店街がある。右折すると大門通りに洲崎南の交差点。ここ江東区東陽一丁目の旧町名は洲崎(すさき)。明治から昭和33年の売春防止法成立まで吉原と並ぶ都内の代表的な遊廓が設置されていた。特に戦後は「洲崎パラダイス」の名で遊客に親しまれた歓楽街だったという。古い建物も多く残っている。

大門通りを進み汐浜運河に架かる南開橋を渡ると塩浜二丁目。左手には深川八中、右手は古い都営住宅群、正面は地下鉄の大きな車両基地。右折して真っ直ぐ進み首都高速9号深川線と併行して走る三ツ目通りを渡る。先にある大型倉庫を目指してかトレーラーや大型トラックが引っ切りなしに走っている。

運河に囲まれた埋立地は運送会社の大きな倉庫や古いマンション、新しいマンションが混在している。汐見運河に架かる鴎橋を渡って枝川二丁目、白鷺橋を渡って枝川一丁目、蛤橋の向こうは塩浜一丁目、さらに朝凪橋のむこには豊洲の高層マンションがそびえている。海にちなんだ趣のある名前の橋を越え、大規模複合開発が進む豊洲に近づく。

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川

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