◎TOKYO PHOTO NISHIOGIKUBO ; 27.4.2013
◎text
東京女子大から通称・丹波通りを通って、西荻窪駅北口に出る。商店街は駅の北と南に広がっていて、駅前広場はバス乗り場もあるが、どちら側も狭く飲食店がひしめいている。西荻窪駅はアンティークショップや古書店の多い街として知られていて、若い人や地元の人は親しみをこめて“西荻”と呼ぶ。
南口駅前に象の上に童子が跨がった個性のあるオブジェが置かれていた。“「花の童子」籔内佐斗司 象の背中に揺られつつ、あなたにお花を届けます。すこし沈んだこころにも希望の花が咲きますように”とある。
この像は2009年に設置されたもので、西荻の各所に設置された六体の童子像のうちのひとつ。作者の籔内佐斗司さんは東京芸大の先生で、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」を作った人。この六童子を巡りながら西荻南児童公園や井荻公園、善福寺公園、善福寺や井草八幡宮など周辺の散策も楽しめる。
南口は小さな店が並び、古き良き時代の雰囲気を残した商店街が続いている。居酒屋街からは焼き鳥の煙がモウモウと上がっている。線路の下を荻窪方面に進むと高架下にもスーパーや八百屋、魚屋、パン屋、総菜店、靴屋など多くの店が並んでいた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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