2013年5月29日水曜日

谷中・根津から上野桜木、東京藝大へ

◎TOKYO PHOTO FROM YANAKA TO UENOSAKURAGI ; 19.5.2013










◎text
台東区谷中には、人がひとり通るのが精一杯という幅の、迷路のような路地がたくさんある。家々がまさにくっついて軒を連ねている。これらの家を建てるには、木材や資材のひとつひとつを手で運んで作るのだろうが、苦労が思われる。

そんな路地を静かに歩いていると、必ず猫に出会う。路地の一番奥に小さな祠もある。桑の木がたっぷり実をつけている。今では木いちごのラズベリーやブラックベリーがもてはやされているが、この桑の実も果実酒にしてもそのまま食べてもおいしい。子どもの頃は「どどめ」と言って、唇を紫にして食べたものだが、この呼び名は、養蚕が盛んな埼玉県や群馬県の一部で古くから使われている方言らしい。

言問通りの坂を上って台東桜木郵便局前に出て、国登録有形文化財造物市田邸、上野桜木会館から東京芸大へ。東京芸大では、「夏目漱石の美術世界展」が5月14日から7月7日まで開催されている。この展覧会では、漱石の文学作品や美術批評に登場する画家、作品が多数集められているとのこと。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
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http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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