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上野の東京国立博物館に行ったのは、桜の花が満開の頃。本館は国宝や重要文化財などの作品の数々が展示されている。その多くが歴史の教科書や本で見たことのあるもの。
2階入口を入って、まず縄文・弥生時代の土器や埴輪などの展示から、飛鳥・奈良時代の仏像や教典、平安・室町時代の仏教美術と宮廷美術、鎌倉・室町時代の禅と水墨画というように、時代を追って順に見ることが出来る。写真撮影禁止の札が掲示されていなければ撮影は許可されていて、多くの作品を撮影することができる。
安土桃山・江戸時代の屏風や襖には、武士の勇ましい姿や花鳥風月などが描かれ、源氏物語絵巻の優美な世界もある。能と歌舞伎の衣装や浮世絵などが展示されて、江戸の華やかな世界を見て2階の部屋が終わる。
1階はジャンル別展示になっていて、彫刻を集めた部屋には聖観音菩薩立像、如来立像、十一面観音菩薩立像、文殊菩薩騎獅像および侍者立像などの10躯以上の仏像、神像が並び圧巻。漆工、金工 鏡像と懸仏、刀剣、陶磁、民族資料 アイヌの暮らし、近代工芸の部屋と続いて、最後にミュージアムショップがある。
金曜日だけは夜8時までの夜間開館になっている。特別展として、6月2日(日)まで平成館の特別展示室で「国宝 大神社展」が行われている。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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