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８日、夕方６時から神田川クルーズを楽しんだ。文京区と千代田区の商店街振興組合連合会が、“まちをつなぐ〜文京・千代田〜はしまつり”のイベントの一環として行ったもの。
文京区と千代田区の真ん中を走る神田川を、観光船に乗ってクルージングするという企画を知ったのは、街中に置かれていた一枚のチラシから。10月5日から14日までの10日間、14時、15時、18時、19時の一日４便の就航で参加は無料だという。いつも橋の上から見ている風景を船の上から、それも暗くなって眺めたらどんなだろう…と参加申し込みをした。
水道橋の脇の、水路モニュメントのある広場に集合して受付を済ませてから、係の人に伴われて水道橋防災船着場まで移動。参加者は30名。お茶の水の懸樋や神田川の歴史について、また橋の解説や周辺の歴史的建造物の説明などをガイドの女性の案内を聞きながら船はゆっくり進む。
水道橋をくぐって御茶ノ水橋に向かう。右手は中央線と総武線が走り明るいが、左手は木々が覆いかぶさって暗い。木々のずっと上に順天堂大学や東京医科歯科大学のビルが明かりを灯している。お茶の水橋がこの「はしまつり」の期間中ライトアップされ輝いている。
煌煌と照らされた御茶ノ水駅が川面に映る。御茶ノ水駅のホームからこちらに手を振ってくれる人もいる。聖橋の手前で御茶ノ水駅をバリアフリー化する改良工事が進められている。
聖橋をくぐると丸ノ内線の線路と総武線の高架橋が見えてくる。丸ノ内線の線路は、船から立ち上がるとぶつかってしまう程低い。神田川沿いにある焼き鳥屋さんの灯りがまぶしい。総武線の高架橋の向こうに見える赤い橋は昌平橋。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編（漂流する東京）
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photo ; Utsunomiya
text；Hasegawa
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