◎TOKYO PHOTO ; NISHIIKEBUKURO 14.8.2011
目白から西武池袋線を跨いで西池袋の立教大学前に出る。
「蔦のからまる チャペルで 祈りを捧げた日 夢多かりし あの頃の 思い出を たどれば ~♪」と唄われた名曲「学生時代」は、青山大学の光景を歌った曲と聞いたことがあるが、立教大学もまさに蔦のからまる赤レンガ校舎がシンボルだ。正門を入って左手の図書館と正面の1号館がひときわ美しい。夕方の構内では、数人の学生が中庭で語り合っている姿に“夢多かりし青春”を感じ微笑ましい。大学からひときわ高層のマンションが見える。38階建ての「ザ・タワーグランディア」というタワーマンション。上層階では天気のいい日は富士山も見えるらしい。駅から近いこともあり賃料は相当高そうだ。
駅西口周辺の歓楽街を歩く。ロマンス通り、中央通り、トキワ通りなどと名付けられた何本もの路地に居酒屋など飲食店が密集している。ロサ会館はロマンス通りの中心にあり、映画館のほか、飲食店、風俗店、漫画喫茶、スポーツ施設など様々な店舗が入居した老舗の娯楽施設。リニューアル後40年以上経ち建物は少々古くなっているが、多くの若者が出入りし健在ぶりを示している。
池袋駅西口のシンボルは「東武百貨店」である。東口に「西武百貨店」があることから、昔から「西に東武、東に西武」は池袋の不思議である。東武百貨店も年代を感じさせる建物になってきている。駅前のひまわりが、残暑厳しい夕刻の物憂さを感じさせ気だるそうに咲いていた。
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川
0 件のコメント:
コメントを投稿