2011年8月1日月曜日

新宿東口 撮影;2011.7.30

◎TOKYO PHOTO  ; SHINJYUKU HIGASHIGUCHI  30.7.2011












 
新宿駅の東口へ出ると、たいへんな混みようだ。夕方5時から「2011新宿エイサーまつり」が行われるという。
歌舞伎町シネシティ前やアルタ前、新宿高野前、三越前、伊勢丹前など全部で13会場で23組の団体がエイサーを踊る。エイサーとは沖縄の盆踊りのことで、沖縄では青年男女が旧盆の夜、各家の無業息災、家内安全繁栄を祈り、集落内を踊り巡る行事だという。新宿でのこの祭りも10回目を迎え、実行委員会があいさつの中で「祭りを通して東日本大震災の被災地復興を応援する」と今年のまつりの意義を訴えていた。
パンフレットを見ると、出演団体は、東京都とその近隣のエイサー愛好家団体が多く、小学生から年配者まで年齢にも幅がある。色とりどりの衣装に身をまとい、賑やかに華やかに力強く、踊りと太鼓が披露された。

エイサーまつりを見ながら歌舞伎町方面へ移る。土曜日ともなればまだ明るいうちから、黒いスーツに身を包んだ怪しげな客引きが多い。新宿コマ劇場の並びではホストのような若い男性がずらりと並んで何か配っている。

新宿コマ劇場の解体工事も始まり、全体がパネルのようなもので覆われていたが、最近になって新宿コマ劇場跡地に、複合インテリジェントビル「新宿東宝ビル」が建設されることが発表された。飲食店街や都内最大級となるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ新宿」の他、ホテルが入居する地上31階建ての高層ビルで、2015年の開業を予定しているということだ。
居酒屋やパチンコ店、風俗店などが立ち並ぶ日本最大の歓楽街・歌舞伎町が、このことでどのような変貌をとげるのだろうか。

photo ; 宇都宮 保
文;長谷川

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