綾瀬駅から歩いて15分ほど行くと頭上に首都高速6号線が見えてくる。下から見上げるとその大きさに驚く。6号線を過ぎるとすぐに小菅の拘置所。地上12階建てで両V字形につくられたまさにペンタゴンのような巨大な建物。昨年はじめて報道陣に刑場が初公開されたのも記憶に新しい。
隣接して西小菅小学校や古い民家、新しいマンション群があるのも東京らしい。すこし行くと首都高速6号線と中央環状線C2の合流地点になっていて、何本ものコンクリートの巨大な固まりが交差している。
荒川河川敷は東京のオアシスのようなところ。犬を連れたひと。自転車でのんびり走るひと。ジョギングをするひと。サッカーをしている中学生たち。忙しい東京人で河川敷を歩くひとは多くはない。河川敷の所々ではホームレスの人々が青いビニールシートで小さな小屋を作りひっそりと暮らしていた。
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川
0 件のコメント:
コメントを投稿