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JR恵比寿駅南側の高架橋を渡って、全面に高々そびえる恵比寿ガーデンプレイスに向かって歩く。後ろを振り返ると橋のたもとには、セブンイレブンの入ったまだ新しい恵比寿プラックスビルが、壁面に大きく広告を垂らしている。恵比寿ガーデンプレイス側に比べて空が広々大きくみえるのは、高層ビルに邪魔されていないからか。
この橋は通称アメリカ橋と呼ばれ、歌にも歌われて親しまれている橋だ。明治39年にアメリカで開催された万国博覧会の展示品であった橋を買い取りここに架設したという。
まだ雪の残る恵比寿ガーデンプレイスには、家族連れやカップルが次々に入っていく。ビヤステーションはこの日はお休み。ガーデンプレイス入口にある「グラーノ デリカテッセン バル」は昼時になって賑わっている。
恵比寿ガーデンプレイスはサッポロビール工場跡地の再開発事業として、1994年（平成6年）に開業した。40階建ての恵比寿ガーデンプレイスタワー、ウェスティンホテル東京、東京都写真美術館のほか、恵比寿ガーデンテラス壱番館と弐番館、恵比寿ビュータワーの超高層マンションが集結する複合施設。都心の大型再開発のさきがけとも言える。
高層のタワービルも20年経って、少し古くなったように感じる。風が強くてセンター広場で行われている映像のイベントには、観客は誰もいない。イベントの担当者も寒そうにしている。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編（漂流する東京）
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photo ; Utsunomiya
text；Hasegawa
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