◎TOKYO PHOTO ASAKUSA 1.2.2014
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浅草六区通りのウインズ浅草の向かいに、「マルハン松竹六区タワー」という再開発ビルが年内に建設予定だという。その工事現場壁面には、明治大正期の浅草の賑わいがパネル写真として並べられている。映画館や演芸場などが立ち並び、たいそう華やかだった様子がわかる。
明治23年に開業の「凌雲閣」と呼ばれた12階建ての塔は、関東大震災で崩壊するまで浅草のシンボルタワーだった。また、浅草には戦後まで通称・瓢箪池と呼ばれる池があった。囚人達を駆り出して掘らせた池が明治16年に出来て、その周辺は明治・大正と歓楽街としてさまざまな変貌を遂げながら、昭和27年に埋め立てられた。
昭和30年代になると、六区にあった映画館が次々と閉館し、昭和40年代に入るとめっきり人通りは減少したという。しかし近年、昔ながらの佇まいを色濃く残す浅草を味わおうと海外の観光客も多く、また、東京スカイツリーの開業やグルメ番組の影響、下町ブームなどもあって、また浅草が元気なのは結構なことだ。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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