2014年2月13日木曜日

台東区浅草 浅草六区通り

◎TOKYO PHOTO ASAKUSA 1.2.2014








◎text
浅草六区通りはごちゃごちゃ感が楽しい。芸人になる夢を追う人たちが日替わりでライブを行う、小さな小さな劇場「浅草リトルシアター」前では若者が呼び込みを行っている。狭い路地の奥に旧字体で書かれた古物商店の文字を見つけた。アンティークの店「東京蛍堂」の建物も入口の衣類も看板も相当年代もの。「モボモガ御用達」って何だろう。

賑やかな演芸ホールに負けないくらい華やかな建物「ドン・キホーテ浅草店」が、演芸ホールの隣に出来ている。2013年12月にオープンしたばかりで、日用雑貨、生鮮品のほか観光客向けの浅草らしいお土産品も数多く並んでいる。

その向かいの再開発工事が進められている前で、ビートたけし画と書かれた人形が置かれていた。浅草に縁の深いビートたけしが描き下ろした絵をベースに制作したものだという。浅草六区誕生130周年記念事業「浅草六区再生プロジェクト〜For the future of the “Rock”〜」の一環。ビートたけし、ドン・キホーテで若者や家族連れを呼び込み、六区の賑わいをもう一度…というところか。

ウインズ浅草の向かいで、「三松館スマートボール」という古い建物があった。店内にはスマートボールがずらりと並び、天井から吊るされた飾り付けがどこか懐かしい。1940年代から営業している都内で唯一のスマートボール専門店だという。中央で若い女性店員さんが取り仕切っていて、撮影OKとのことで撮らせてもらった。

隣のウインズ浅草前を通りかかると、タバコの煙がモウモウとしている。競馬新聞を片手に休憩中のひとたち。ウインズの向かいで、2014年12月開業予定の「マルハン松竹六区タワー」が建設中。8階建ての複合型エンターテインメント施設というが、1階にはパチンコ店、上階には映画や舞台を上演するホールができるらしい。再開発で六区がどのように変わるのか、楽しみでもある。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
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http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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