◎TOKYO PHOTO ZOSHIGAYA-REIEN 23.2.2014
◎text
雑司ヶ谷霊園は豊島区南池袋四丁目にある都立霊園。西側を都電荒川線が走り、都電雑司ヶ谷駅からすぐのところにある。園内からはサンシャイン60や東池袋の再開発によってできたエアライズタワーやアウルタワーなどのタワーマンションが見える。
雑司ヶ谷霊園には著名人も多く眠る。管理事務所でマップをもらう。事務所近くには初代江戸家猫八と書かれた墓石。園内のいちょう通りと中央通りの交わる場所にあってかなり立派な墓は夏目漱石。漱石は50歳という若さでこの世を去った。
そのほか、漱石とゆかりのある人々の墓もある。親友で東京市長だった中村是公、門下生だった森田草平、敬愛したケーベルの墓などもある。また、サンシャインなどを正面に見る管理事務所正面通りの一角には、泉鏡花、羽仁もと子、小泉八雲、永井荷風の墓もあった。
霊園に沿って路地を進むと、この道は「御鷹方御組屋敷道」との標識が。徳川八代将軍吉宗の鷹狩りのための鷹の飼育調練に用いた部屋があったという。江戸の頃は林に覆われた寂しいところだったのだろう。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/
◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
2014年2月28日金曜日
2014年2月27日木曜日
文京区目白台 日本女子大学界隈から豊島区雑司ヶ谷
◎TOKYO PHOTO FROM Japan Women's University TO ZOSHIGAYA 23.2.2014
◎text
目白通り沿いの目白台運動公園は、2009年にできた比較的新しい公園で、3万平方メートルという広大な敷地を持つ。野球グラウンド、フットサルコート、テニスコートなどのほか、芝生広場には噴水や幼児向けの遊具等も設置してあって、親子連れで楽しむことが出来る。
すぐ隣の屋敷の表札に「田中」という文字を見つけた。元首相田中角栄の私邸で現在は田中眞紀子邸。当時は目白御殿と呼ばれ、多くの政財界の要人や新潟県などの地元民が“目白詣で”を行った場所。目白台運動公園も巨額の相続税のために物納なった一部が含まれているという。また、日本女子大の「新泉山館」という会館も手放した土地の一部とのこと。この会館の裏手の広大な敷地に田中邸はあって、周囲を歩いても中を伺い知ることはできない。
日本女子大は目白通りを挟んで田中邸の正面にある。休日で門は閉ざされ、学生の姿は全くない。明治39年(1906)に建設された成瀬記念講堂は、関東大震災で大きな被害を受けたが再建・修築され、現在も当時の面影を残しているという。すぐ裏手に百年館高層棟が建っていて、時代の流れを感じる。裏手には古い木造の大学創立者・成瀬仁蔵住宅跡が記念館分館として残されている。
不忍通りに出る。文京区目白台から豊島区雑司が谷に入っていくと、今はもう誰も住んでいないような古い建物があって、地図には日本女子大寮とある。周辺も昔ながらの雰囲気が残る。まっすぐ進んで雑司ヶ谷霊園に着いた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
◎text
目白通り沿いの目白台運動公園は、2009年にできた比較的新しい公園で、3万平方メートルという広大な敷地を持つ。野球グラウンド、フットサルコート、テニスコートなどのほか、芝生広場には噴水や幼児向けの遊具等も設置してあって、親子連れで楽しむことが出来る。
すぐ隣の屋敷の表札に「田中」という文字を見つけた。元首相田中角栄の私邸で現在は田中眞紀子邸。当時は目白御殿と呼ばれ、多くの政財界の要人や新潟県などの地元民が“目白詣で”を行った場所。目白台運動公園も巨額の相続税のために物納なった一部が含まれているという。また、日本女子大の「新泉山館」という会館も手放した土地の一部とのこと。この会館の裏手の広大な敷地に田中邸はあって、周囲を歩いても中を伺い知ることはできない。
日本女子大は目白通りを挟んで田中邸の正面にある。休日で門は閉ざされ、学生の姿は全くない。明治39年(1906)に建設された成瀬記念講堂は、関東大震災で大きな被害を受けたが再建・修築され、現在も当時の面影を残しているという。すぐ裏手に百年館高層棟が建っていて、時代の流れを感じる。裏手には古い木造の大学創立者・成瀬仁蔵住宅跡が記念館分館として残されている。
不忍通りに出る。文京区目白台から豊島区雑司が谷に入っていくと、今はもう誰も住んでいないような古い建物があって、地図には日本女子大寮とある。周辺も昔ながらの雰囲気が残る。まっすぐ進んで雑司ヶ谷霊園に着いた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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2014年2月26日水曜日
文京区 千石から不忍通りを通って目白台へ
◎TOKYO PHOTO FROM SENGOKU TO MEJIRODAI 23.2.2014
◎text
東京マラソンが行われた23日(日)、どこか沿道で見学・撮影しようと思っていたのに、すっかり忘れて目白台方面に向かっていた。千駄木小学校前から文京区コミュニティバス「Bーぐる」の千駄木・駒込ルートに沿って、都立駒込病院、天祖神社、冨士神社前から本郷通りに出て、不忍通りを左折。文京グリーンコートのマンション群の前を通って、小日本福音ルーテル小石川教会前に来た。
この界隈は千石1丁目から4丁目。マンションが多く建ち並んでいる。林町小学校入口交差点から千川通りにぶつかるまで、長い下り坂が続き、この坂を猫又坂と呼ぶ。かつて坂下に千川(小石川とも)が流れていた。坂の下に“猫又橋 親柱の袖石(そでいし)”が設置されている。
「猫又橋」についての説明板によると、“むかし,木の根っ子の股で橋をかけたので,根子股(ねこまた)橋と呼ばれた。江戸の古い橋で,伝説的に有名であった。このあたりに,狸がいて,夜な夜な赤手ぬぐいをかぶって踊るという話があった。ある夕暮れとき,大塚辺の道心者(どうしんもの)(少年僧)がこの橋の近くに来ると,草の茂みの中を白い獣が追ってくるので,すわ狸かと あわてて逃げて千川にはまった。それから,この橋は,猫貍橋・(猫又橋)といわれるようになった”とのこと。
坂を下ってくると千石3交差点。ここからまた緩やかに上り坂になって、大塚3の交差点。さらに富士見坂を緩やかに下って、護国寺正門前を通って、地下鉄の護国寺駅入口を過ぎると、首都高速5号線の護国寺出入口にぶつかる。その先の歩道橋に東京マラソンの標識を見つけて、アッと気が付いたのだ。
昼を過ぎていたので東京マラソン見学は諦めて、目白台2丁目と3丁目の間にある薬罐坂(夜寒坂)と名のついた坂を通って、目白台運動公園までたどり着いた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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東京マラソンが行われた23日(日)、どこか沿道で見学・撮影しようと思っていたのに、すっかり忘れて目白台方面に向かっていた。千駄木小学校前から文京区コミュニティバス「Bーぐる」の千駄木・駒込ルートに沿って、都立駒込病院、天祖神社、冨士神社前から本郷通りに出て、不忍通りを左折。文京グリーンコートのマンション群の前を通って、小日本福音ルーテル小石川教会前に来た。
この界隈は千石1丁目から4丁目。マンションが多く建ち並んでいる。林町小学校入口交差点から千川通りにぶつかるまで、長い下り坂が続き、この坂を猫又坂と呼ぶ。かつて坂下に千川(小石川とも)が流れていた。坂の下に“猫又橋 親柱の袖石(そでいし)”が設置されている。
「猫又橋」についての説明板によると、“むかし,木の根っ子の股で橋をかけたので,根子股(ねこまた)橋と呼ばれた。江戸の古い橋で,伝説的に有名であった。このあたりに,狸がいて,夜な夜な赤手ぬぐいをかぶって踊るという話があった。ある夕暮れとき,大塚辺の道心者(どうしんもの)(少年僧)がこの橋の近くに来ると,草の茂みの中を白い獣が追ってくるので,すわ狸かと あわてて逃げて千川にはまった。それから,この橋は,猫貍橋・(猫又橋)といわれるようになった”とのこと。
坂を下ってくると千石3交差点。ここからまた緩やかに上り坂になって、大塚3の交差点。さらに富士見坂を緩やかに下って、護国寺正門前を通って、地下鉄の護国寺駅入口を過ぎると、首都高速5号線の護国寺出入口にぶつかる。その先の歩道橋に東京マラソンの標識を見つけて、アッと気が付いたのだ。
昼を過ぎていたので東京マラソン見学は諦めて、目白台2丁目と3丁目の間にある薬罐坂(夜寒坂)と名のついた坂を通って、目白台運動公園までたどり着いた。
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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2014年2月25日火曜日
渋谷区 恵比寿から広尾
◎TOKYO PHOTO FROM YEBISU TO HIROO 16.2.2014
◎text
渋谷区恵比寿3丁目の路地から通りに出る。恵比寿3丁目スタジオや植物とプランターの専門店buzzの看板を見ながら、社会教育館交差点、そのまま道なりに広尾方面へ。
渋谷川を渡って明治通りの広尾5交差点を越え、広尾商店街に出る頃には陽も傾いてきた。商店街は「広尾散歩街」と名付けられ、昔ながらの手焼き煎餅屋さんや酒屋さんなど庶民的な店もあるが、多くはシャレたお店になっている。
商店街の真ん中あたりに、大行列の店があった。昨年12月始めにオープンしたばかりのポテトフライ専門店「アンド・ザ・フリット 広尾本店」。フレンチフライの本場ベルギーの味が日本に上陸し、その一号店らしい。
フレンチフライ発祥の地・ベルギーでは、フレンチフライは”フリット”と呼ばれ、街角にはフリットスタンドが立ち並び、主食のようにポピュラーな存在だという。ベルギーから空輸したジャガイモと、季節に合わせて日本各地から厳選した6種類の芋を使用し、付けて食べるディップも常時10種類用意されているという。美味しそう。
外苑西通り沿いの広尾プラザに来ると、2階の音の広場でピアノとバイオリンのコンサートが行われていた。誰もが知っている親しみやすい曲に買物客が大勢足を止めていた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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渋谷区恵比寿3丁目の路地から通りに出る。恵比寿3丁目スタジオや植物とプランターの専門店buzzの看板を見ながら、社会教育館交差点、そのまま道なりに広尾方面へ。
渋谷川を渡って明治通りの広尾5交差点を越え、広尾商店街に出る頃には陽も傾いてきた。商店街は「広尾散歩街」と名付けられ、昔ながらの手焼き煎餅屋さんや酒屋さんなど庶民的な店もあるが、多くはシャレたお店になっている。
商店街の真ん中あたりに、大行列の店があった。昨年12月始めにオープンしたばかりのポテトフライ専門店「アンド・ザ・フリット 広尾本店」。フレンチフライの本場ベルギーの味が日本に上陸し、その一号店らしい。
フレンチフライ発祥の地・ベルギーでは、フレンチフライは”フリット”と呼ばれ、街角にはフリットスタンドが立ち並び、主食のようにポピュラーな存在だという。ベルギーから空輸したジャガイモと、季節に合わせて日本各地から厳選した6種類の芋を使用し、付けて食べるディップも常時10種類用意されているという。美味しそう。
外苑西通り沿いの広尾プラザに来ると、2階の音の広場でピアノとバイオリンのコンサートが行われていた。誰もが知っている親しみやすい曲に買物客が大勢足を止めていた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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2014年2月24日月曜日
渋谷区恵比寿 ESMODE(エスモード) 卒業制作展示会を見る
◎TOKYO PHOTO ESMODE 16.2.2014
◎text
先週日曜日、恵比寿ガーデンプレイスから広尾に向かって歩いている途中、右手の路地をフッと見ると何やらシャレたビルに若者たちが入っていく。お邪魔してみると、ファッションの専門学校「エスモード」で、卒業制作展示会が行われていた。
地下1階から3階まで、各フロアーに複数のブースがあって、27もの作品が展示されている。コスプレっぽい作品や紺色のお嬢様っぽい衣装、色とりどりのカラフルな羊毛の美しさとフワフワした感触が斬新なファッション、白地が貴重のファッション、子どもの世界に紛れ込んだ大人の内的世界を表現したもの、などなど個性的で斬新な作品が並ぶ。話を聞くと自分のテーマに真摯に向き合い、時間をかけて制作してきた様子が伝わってくる。
この卒業制作は、毎年そのクオリティーの高さが外部スタイリストなどからも認められ、発表と同時に作品貸出の声がかかったりもし、また、3月3日には卒業コレクションをファッションショー形式で発表し、事前に行われる卒業審査会で選ばれた優秀者の発表もするという学生にとってはまさに正念場。
卒業するとそれぞれがファッション関係の仕事につくという。ファッション界を牽引するような情熱と感性とを持ち続けてほしい。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
◎text
先週日曜日、恵比寿ガーデンプレイスから広尾に向かって歩いている途中、右手の路地をフッと見ると何やらシャレたビルに若者たちが入っていく。お邪魔してみると、ファッションの専門学校「エスモード」で、卒業制作展示会が行われていた。
地下1階から3階まで、各フロアーに複数のブースがあって、27もの作品が展示されている。コスプレっぽい作品や紺色のお嬢様っぽい衣装、色とりどりのカラフルな羊毛の美しさとフワフワした感触が斬新なファッション、白地が貴重のファッション、子どもの世界に紛れ込んだ大人の内的世界を表現したもの、などなど個性的で斬新な作品が並ぶ。話を聞くと自分のテーマに真摯に向き合い、時間をかけて制作してきた様子が伝わってくる。
この卒業制作は、毎年そのクオリティーの高さが外部スタイリストなどからも認められ、発表と同時に作品貸出の声がかかったりもし、また、3月3日には卒業コレクションをファッションショー形式で発表し、事前に行われる卒業審査会で選ばれた優秀者の発表もするという学生にとってはまさに正念場。
卒業するとそれぞれがファッション関係の仕事につくという。ファッション界を牽引するような情熱と感性とを持ち続けてほしい。
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