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神楽坂から一本奥に入った所にある小栗横丁に、若宮八幡神社の方向から入っていく。小栗という名の武家屋敷がこの通りの両端にあったから「小栗通り」とも呼ばれるとのこと。神楽坂らしい粋なエリアに入ったことは、店構えや着物姿の女性が行き来していていることからもわかる。
路地の両側にワインバーや割烹、料亭、和風居酒屋など小さな店がある。その間に銭湯や八百屋さん、牛乳やさんなどがあるのも楽しい。「熱海湯」は、昭和29年に建てられたという昔ながらの風情を残した銭湯。入口に「タオル、無料でお貸しします」の看板があって、気配りを感じさせてくれる。この銭湯やテレビドラマなどの撮影でもよく使われるらしい。
横丁通りにあるアグネスホテル脇の小さな路地を抜けると若宮町公園、東京理科大に出る。それらに囲まれるように民家やアパート、小さなマンションなどもあり、こんなところにという場所にBARや居酒屋などがあるのも神楽坂の魅力。
「PORTA（ポルタ）神楽坂」は神楽坂通りに面して建つ東京理科大学の施設。4～7階に理科大の大学院や同窓会などが入り、3階が元地主の人の住居棟。地下と1，2階には和菓子店やたい焼きの店、イタリアンレストランやエビスバー、ワインバーなども魅力的な店舗になっている。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/
◎東京都市モノローグ2011年の総集編（漂流する東京）
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photo ; Utsunomiya
text；Hasegawa
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