2014年1月14日火曜日

諏方神社(荒川区西日暮里)のどんど焼き

◎TOKYO PHOTO NISHINIPPORI SUWAJINJYA-DONDOYAKI 2013  13.1.2014





◎text
西日暮里の諏訪神社で13日、「どんど焼き」が行われた。近所の人が松飾りなどを持って集まり始め、午後2時になると、境内の端のしめ縄で囲った神棚の前で神事が執り行われた。

寒い日だったが人が次々に集まってきて、境内は厳かな空気に満ちている。神主さんが今年一年の無病息災を祈願して祈祷。町内会の関係者が参拝したあと、火が付けられた。その火にあたったり、その火で餅を焼いて食べると『一年の無病息災』が叶うと伝えられている。

「どんど焼き」は小正月の行事で、正月の松飾りやしめ縄などを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事。その語源は、火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」と囃し立てたことから、その囃し言葉が訛ったのだとか、どんどん燃える様子からそれらの名称がついたのだとかいわれている。

町会の人が「この餅を食べると頭が良くなるよ。東大にも芸大にもいけるよ」などと冗談をいいながら、取り付けられた金具の先端にお餅を刺した竹棒を順々に配る。大人も子ども大賑わい。ちょっと焦げたお餅を美味しく頂いた。御神酒も振舞われ、有り難い年の初めとなった。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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