谷中墓地から上野桜木の浄名院前を通って、寛永寺に入っていく。満開の桜が、重厚な寛永寺根本中堂に見事にマッチしている。人力車に揺られて、谷中墓地、寛永寺、上野公園の桜見物をする粋な観光客もいる。
寛永寺は徳川将軍家の祈祷所・菩提寺。徳川将軍15名のうち、家康、家光、慶喜を除く12名のうち家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定の6人が寛永寺墓地に眠っている。幕末に彰義隊の戦で根本中堂も焼失したが、明治12年、川越喜多院の本地堂を移築し再建され、現在の根本中堂となっている。
寛永寺から国際子ども図書館前を通って、黒田記念館前に出る。東京芸大の旧門の内側にあるしだれ桜も見頃を迎えていた。
東京国立博物館敷地内にある黒門に架かる桜も見事。この門は正式には旧因州池田屋敷表門と言い、旧丸の内大名小路(現丸の内3丁目)にあった鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門を移築したもの。
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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text;Hasegawa
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