◎TOKYO PHOTO JAPAN SPORT COUNCIL ; 8.6.2013
◎text
NHKホールの隣にある国立代々木競技場は、吊り構造が特徴で全体がゆるやかな曲線の美しい建築物。1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開催のために建設された。設計は東京都庁を設計した丹下健三で、モダンデザインの傑作と評価されている。
第一体育館・第二体育館が隣合ってあり、約13000人収容する第一体育館は2本の主柱、3000人収容の第二体育館は1本の主柱から、屋根全体が吊り下げられている。観客を競技に集中させるために考案された内部に柱を持たない構造とのこと。また、屋外には昨年オープンしたばかりのフットサルコートがあり、選手たちが練習中だった。
その国立競技場が、すでに決まっている2019年のラクビーワールドカップや、2020年の東京オリンピック招致の中で新しく生まれ変わるという。昨年後半には国際デザインコンクールの審査結果が発表され、イギリスのチームが最優秀に選ばれた。8万人収容の世界最高のスタジアムというが、最終審査に選ばれた11作品の写真を見ると、最優秀の作品が一番奇抜な形状をしている気がする。こんなことをいっても仕方がないが、現在の建物を生かして改修という方法はなかったのだろうか。
この日、第一体育館では体操のNHK杯が、第二体育館ではバスケットの早慶戦が行われ賑わっていた。競技場とNHKホールの裏手は代々木公園に繋がっている。代々木公園売店から都立代々木公園陸上競技場の方に廻ると、杉並区の中学校の運動会が行われていた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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