11月18日(水)、サントリーホールで豪華で贅沢な演奏会を聴いた。アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮のフランクフルト放送交響楽団とピアニストはアリス=紗良・オット。曲はグリンカ:オペラ『ルスランとリュドミラ』序曲、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23、ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14。
指揮者のアンドレス・オロスコ=エストラーダは、コロンビア生まれの37歳。これまでにヨーロッパの名だたる交響楽団と共演し、2014年にフランクフルト放送交響楽団、ヒューストン交響楽団の音楽監督に就任した。今シーズンよりロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者にも就任した注目の若手指揮者。若々しく情熱的な振りも素敵だが、歴史と実力、実績のある楽団員と一体となって、最高の演奏を聴かせてくれた。
フランクフルト放送交響楽団は、ドイツの歴史と伝統あるオーケストラのひとつ。弦楽器の音色の豊かさはもちろんのこと、管楽器の質の高さにも定評がある。ベルリオーズの幻想交響曲では、あまりの心地よい響きに至福のひと時…。
ドイツ人と日本人の両親をもつピアニスト、アリス=紗良・オットは真っ赤なドレスと素足で壇上に現れ、活き活きとした演奏を披露してくれた。ハードな曲を全身で弾ききって、魚が飛び跳ねるようにひょいひょいと壇上を後にした。何と新鮮!
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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