◎TOKYO PHOTO YUREIZAKA KURA; 31.8.2014
◎text
御茶ノ水ソラシティの脇には幽霊坂の標識がある。もとは紅梅坂と続く坂であったが、大正13年の区画整理の際、本郷通りができたため二つに分かれたという。樹木が陰鬱として昼間でも寂しい所であったことから、幽霊坂と呼ばれたとのこと。本郷通り沿いのニコライ堂が神々しく輝いている。
お茶の水ソラシティとワテラスを繋ぐ連絡橋の途中に、白亜の蔵造りの「Gallery 蔵」がある。この蔵は、神田淡路町2丁目にあった書籍商の書庫蔵として、大正6年(1917年)に造られたもの。その後「淡路町画廊」として多くのアーティストや地域住民の方々に親しまれてきた蔵だという。
移築・復元されて、展示やイベント会場として有効活用されている。中にはいると、大正時代に書かれた文字が残り、時代を感じさせてくれる。この界隈は、明治中期には三菱二代目社長・岩崎彌之助の邸宅があった場所とのことで、歴史を綴った展示物や、昭和初期の写真なども公開されている。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/
◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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