「柳橋」は神田川が隅田川にそそぎこむ最下流に架かる橋だ。
この一帯をさす俗称地名でもあり江戸中期の頃から花街としてよく知られていたという。
浅草橋から柳橋に至る神田川沿いは、小松屋、田中屋、井筒屋、あみ春、あみ新といった屋号の船宿がせり出し、川ベリの船着場には屋形船が待機している。
春はお花見、夏は納涼、花火大会、秋はお月見、冬は雪見に熱々お鍋で忘年会……。
四季を通して船上から墨田川を楽しむことができる。
「舟遊び」は江戸東京の小粋な遊び風情の代表でもある。
photo ; 宇都宮 保
文;長谷川
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