◎TOKYO PHOTO CHOJYUGIGATEN ; 6.2015
国立博物館の「鳥獣戯画」展を見に行った。最終日とあって大混雑。特に、教科書にも載った甲巻の展示室は、2〜3時間待ちの長い行列が出来ていたため、この部屋の見学は諦めた。
国宝「鳥獣戯画」は甲・乙・丙・丁の4巻からなる絵巻物。各巻は異なる時代、異なる人物によって描かれたとされ、誰が何の目的で描いたのかもはっきりしない謎に包まれた絵巻だとのこと。乙・丙・丁の3巻は、人垣を縫うようにそろりそろりと進みながら眺めることができた。
乙巻では牛・馬・鷹・犬・鷲などの動物から、麒麟・豹・獅子・龍などの空想上の動物なども生き生き描かれている。丙巻では、擬人化された動物が競馬や祭礼などを行っている様子も描かれている。丁巻は、人物が主体の絵巻で流鏑馬や法会の様子が素早いタッチの墨線で描かれている。
甲巻は平安時代に描かれたもので、動物を擬人化しさまざまな遊戯や儀礼に興じる様など最も知名度の高い巻。蛙と兎の相撲や、蛙と兎が猿を追いかけるシーンなど見れなかったのは残念。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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