2014年11月28日金曜日

よみせ通り感謝祭2014 YOSAKOI(谷根千)

◎TOKYO PHOTO YANAKA-NEZU-SENDAGI ; 11.2014

◎text
11月23日、24日はよみせ通りで“わくわく大感謝祭”が開催された。23日のメインイベントは、千葉県船橋市からやってきたREDA舞神楽の人達によるよさこい踊り。

午前11時からと午後2時からの2回、歌舞伎の「連獅子」の衣装で、若々しい勢いのある演舞が披露された。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

2014年11月26日水曜日

晩秋の谷根千 よみせ通りと夕焼けだんだん

◎TOKYO PHOTO YANAKA-NEZU-SENDAGI ; 10.2014





◎text
季節の移ろいを感じる。よみせ通りでかき氷を売っていたのは、まだ暑かった頃の祭りの日の一コマ。

9月に根津神社の大祭があって、10月には根津・千駄木下町まつり、谷中まつり、芸工展などで谷根千は大いに賑わって、晩秋を迎える。

よみせ通り入口にあるカフェ、ペチコートレーンでは週末になると、よくライブが行われている。ジャズやクラシックなどの心地よい音楽に、足を止めてしばし聞き入る。

夕焼けだんだんとは、いい名前をつけたものだ。夕日が沈む頃の光景が一番いい。谷中銀座から階段を上ってきた観光客も、明日からの仕事に備え家路を急ぐ。

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2014年11月25日火曜日

谷根千2014 秋の一日

◎TOKYO PHOTO YANAKA-NEZU-SENDAGI ; 11.10.2014


◎text
谷中・根津・千駄木の路地には、古い建物を利用した小さなショップやカフェがあちこちにある。谷中三丁目にある「茶の間」は、週末だけオリジナル雑貨販売の店になる。

へび道と不忍通りの間も、小さな路地が入り組んでいて楽しい。歩いていると「結構人ミルクホール」へはどう行ったらいいのですか、などと道を尋ねられることもあるが説明が難しい。

「ちゃぶ台カフェ つむぎ」もそんなカフェのひとつ。1階は和小物ショップ、2階がカフェ。すぐ側に琉球アサガオが繁茂する家があり、古いアパートなども健在で、その先の狭い狭い路地の一角にある。

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2014年11月21日金曜日

谷根千 初秋の頃 2014

◎TOKYO PHOTO YANAKA-NEZU-SENDAGI ; 11.10.2014






◎text
初秋の谷中・根津・千駄木。天気のいい休日は観光客で混み合う。
よみせ通り商店街から一歩入ると、路地には古道具屋と初音児童遊園が。
休日には子ども達が賑やかに遊んでいる。

手作りの品々を並べるギャラリーがあったり、ディズニー映画「101匹わんちゃん」で一躍有名となった犬・ダルメシアンが散歩していたり。

谷中銀座から初音の道、三崎坂などをぐるっとするのが散歩コースのひとつ。

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2014年11月19日水曜日

西武新宿線の都立家政駅から野方駅界隈

◎TOKYO PHOTO FROM TORITSUKASEI TO NOGATA ; 1.11.2014











◎text
都立家政駅前の商店街から、線路に沿って歩きながら、野方駅前の商店街に着いた。街をあげて「FC東京」を応援していているのだろうか、駅前からずっと続く商店街の街頭には「FC東京」の旗がかかっている。路地に入ると居酒屋や飲食店が軒を連ねている。

今回、高円寺や中野区大和町、都立家政駅、野方駅界隈を歩いて、30年近く前に住んでいた地域をたどった。かつての古い建物が新しくなっていたりということはあったが、ほとんど変わっていないことにむしろ驚いた。

寂しかったのは、野方ベビー保育園が別の施設に変わってしまったこと。建物は改修されることもなく、福祉の施設になっていた。野方ベビーは当時革新区政だった中野区が0歳児保育を行っていた唯一の保育園。場所が分からなくなってしまい、商店街にある和菓子屋さんに聞いたところ、“すぐそこです。家の子供もお世話になりました”と話されて、しばし保育園談義に花が咲いた。

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2014年11月18日火曜日

中野区大和町から西武新宿線の都立家政駅

◎TOKYO PHOTO FROM NAKANO-YAMATOCHOTO TORITSUKASEI ; 1.11.2014








◎text
中野区大和町には子ども達が通った区立大和北保育園があった。今は民営化されて私立の保育園になっていたが、周辺や保育園の環境は変わっていない。

もう30年近く前のことになるが、まだ保育士になりたてホヤホヤのオギノ先生という素晴らしい先生と出会い、友達と一緒に楽しそうに過ごした黄金の日々を懐かしく思い出す。いい時代だったと思う。オギノ先生はどうしているだろうか。元気で保育士さんを続けているのかな。

妙正寺川を渡ると町名は若宮。都立家政商店街まで来ると、駅前にマスコットの「かせいチャン」がウインクしていた。「かせいチャン」はマンガ家のちばてつや氏デザインのキャラクターで、ご当地スイーツなどで一役買っているという。

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2014年11月17日月曜日

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』 監督・脚本:ウェス・アンダーソン

2014.11 The Grand Budapest Hotel
コミカルだがシリアスである。空想的・幻想的な物語のようでリアルな時代嗅覚にも優れている。不思議な映像である。ファシズムが台頭し世界大戦へと突き進む1930年代を、ドラマの重要な時代要素のひとつとして描いているからだろうか。

とはいえ、超一流の名門ホテルである『グランド・ブダペスト・ホテル』を舞台として描かれるこの映画は、レイフ・ファインズやジュード・ロウなど、多くの豪華俳優たちの好演も手伝って、「ル・パナシュ」(主人公のグスタヴ愛用の香水)のように心地よい気品とかおりを提供してくれる。

『グランド・ブダペスト』のコンシェルジュであるグスタヴは、謎の死をとげた大富豪のマダム・Dから、遺言によって名画「リンゴを持つ少年」の所有者に指名される。その絵をグスタヴから取り戻そうとするマダムの息子ドミトリーの策謀。そして、マダム殺人のぬれぎぬを着せられ、ことの真相を突き止めようとするグスタヴと彼の弟子ベルボーイのゼロ。その二人にドミトリーが送り込んだ殺人鬼が迫る。

こうしたスリリングな展開部を、監督のウェス・アンダーソンは欧州の美しい街ち並みや自然を背景に、アニメのような変則的なコマ回し映像を駆使して最高の見せ場を作ることに成功している。また、この映画の複眼(いや主眼かもしれない)として、没落する貴族階級への冷厳な目線とファシズムへの恐怖を描いていることも、この作品の評価として忘れたくない視線である。

◎第64回ベルリン国際映画祭において審査員グランプリに輝いた。

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2014年11月16日日曜日

映画『‪インサイド・ルーウィン・デイヴィス‬』 監督・脚本:コーエン兄弟

2014.11 Inside Llewyn Davis

舞台は1960年代のニューヨーク。住まいもなく寝る場所を転々とする売れないフォーク歌手のルーウィン・デイヴィスとその仲間たちが主人公である。その仲間の女性フォーク歌手を孕ませ、時に感情の高まりを抑えられず友人と激しく口論するルーウィン。だが、プロのソロ歌手としてのプライドも垣間見える。

かつてコンビを組んでいた相棒は自殺し、二人の唯一のアルバムは廃棄される運命にある。仕事を求め旅に出るものの、名うての音楽プロデューサーには認めてもらえない。
それでも、場末の酒場でギターを弾きながら自前の曲を歌い続けるルーウィンの孤独な風貌。

映像はグレーを基調として退廃的なムードを漂わせるが、時流におもねることを拒否し束縛を嫌う主人公の姿勢は、貧しくても自由を求める60年代の若者像を象徴しているようで共感できた。カラカラに乾いた咽を潤す一滴のしずくのように、この映画は現代が失った何かを問いかけているようだ。

◎2013年5月19日に第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員特別グランプリを獲得。

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2014年11月15日土曜日

中野区大和町 妙正寺川界隈

◎TOKYO PHOTO NAKANO-YAMATOCHO; 1.11.2014









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中野区大和町の最寄り駅はJR高円寺駅か、西武新宿線の野方駅及び都立家政駅になるが、どこからも15分程度はかかる。駅周辺は多いに賑わっているが、駅から少し離れると静かな住宅街。30年程前に住んだ大和町は懐かしく、しみじみと歩いた。

地域の中ほどにある大和小学校は、都心の小学校と違い広々した校庭と校舎でゆとりがある。学校の裏手を妙正寺川が流れる。川には中央にテラスのある寿橋が架かる。

この川沿いをよく自転車で散歩したものだ。当時小さかった子供と一緒に、休日になると鷺宮や井荻を越えて妙正寺公園までも行ったりした。子供達が毎日遊んだ西大和公園も当時のまま。

川沿いの都営アパートは平成に入って建替えられたようで、以前の面影はない。数棟のアパートと桜並木と小さな公園があったような気がする。

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