2013年9月17日火曜日

日比谷公会堂、市制会館とその周辺

◎TOKYO PHOTO HIBIYA-KOKAIDO ; 7.9.2013






◎text
日比谷公会堂は日比谷公園の内幸町寄りの端にある古い建物。昭和4年に東京市長・後藤新平によって、財閥の安田善次郎の寄付金を得て建てられた。戦前から戦後にかけて、内外の著名な演奏家のコンサートが行われ「日本のカーネギーホール」とも称されたという。

東京文化会館を皮切りにNHKホール、サントリーホール、東京芸術劇場、オーチャードホールなど次々にコンサート専用のホールが出来ると、コンサートホールとしての日比谷公会堂の役目は終わり、現在は講演会や式典、各種大会等で利用されている。

公園側から正面を見ると、レンガのはがれが心配されるためか網も設けられている。両脇にコンサートなどを行うホールへの階段があり、この日は何の予定もなく閉まっていた。国会通り側に回り込むと市制会館の入口になっている。塔時計とタイル張りの外壁、重厚な入口の扉。重厚な造りになっている。中には都市問題や地方自治などの市政専門図書館もある。

大通りの向こう側に見えるのは特徴のある丸屋根の日本プレスセンタービル。日本プレスセンターは日本記者クラブ、日本新聞協会の拠点。地方の新聞社の東京支社も多く入り、日本の報道界の中枢としての機能を果たしている。日比谷公会堂の並びには、一昨年改築を終えた千代田区立の日比谷図書文化館、野外音楽堂が建っている。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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