2013年9月30日月曜日

‪EDO WONDERLAND OIRAN ‬ 品川宿場まつり

◎TOKYO PHOTO SHINAGAWA-SYUKUBAMATSURI ‪OIRAN PARADE‬ ; 28.9.2013








◎text
9月28、29日に開催された「品川宿場まつり」。初日の夕方に、旧東海道で「おいらん道中」が行われた。八ツ山付近に設置された「顔見せ」会場では、練り歩きが始まる時間まで、花魁に扮した4人の女性がにこやかにシャッターに応じる。会場前ではカメラを構えた人たちがごったがえしている。

品川は江戸時代、東海道五十三次の宿場の一つで、最初の宿場町として栄えた。目黒川を挟んで北品川、南品川と歩行新宿で構成され、「北の吉原、南の品川」と言われるほど遊興の場所としても有名であったという。

明かりが灯され、花魁姿の女性たちが「外八文字」と呼ばれる花魁独特の歩きを披露しながら、ゆっくり進む。花魁の履く3枚歯の高下駄は高さが30センチ近くあり、男衆の肩に手を乗せて転ばぬようにバランスを取りながら、数字の「8」を地面に描くように歩く姿が優雅。

品川宿場まつりは、2日目には江戸風俗行列、品川寺の火渡り荒行、火縄銃鉄砲隊試射、マグロ解体ショーやパレード、マーチングバンドなどのさまざまなパフォーマンスが繰り広げられた。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

2013年9月29日日曜日

しながわ宿場まつり おいらん道中2013

◎TOKYO PHOTO SHINAGAWA-SYUKUBAMATSURI ‪OIRAN PARADE‬ ; 28.9.2013


◎text
京浜急行の北品川駅八ツ山付近で「しながわ宿場まつり」の初日、おいらん道中が開催された。第一京浜から旧東海道に入り、京浜急行の踏切を越えて直ぐの場所。「顔見せ」会場には17時前からカメラを構えた中高年の人だかりがすごい。豪華絢爛の花魁(おいらん)衣装に身を包んだ女性が、人力車に乗って登場する。

17時から「顔見せ」をして、17時30分に出発。休憩を挟みながら、約2時間かけて旧東海道を練り歩くという。徐々に暗くなってくる。移動式の大きなライトが照らされ、数人の遊女見習いのおかっぱの禿(かむろ)を先頭に、振袖新造と呼ばれる花魁の見習いが続いて、男衆の肩に手を置いた花魁が優雅にやってくる。

島田の髷に豪華なかんざしをさして、衣裳は三枚重ねで帯は前に太鼓結び。黒塗りの三枚歯で高さ五、六寸もある下駄をはいて「外八文字」と呼ばれる花魁独特の歩きを披露しながら進む。

ここ品川にはかつて「北の吉原、南の品川」とも称せられるほどに美しい遊女が多くいたという。そのトップに君臨したのが花魁たち。多くの観客のフラッシュを浴びながら公募で選ばれた4人の女性のおいらん道中が繰り広げられるた。

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photo ; Utsunomiya
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2013年9月27日金曜日

万世橋から秋葉原を通って上野不忍池

◎TOKYO PHOTO FROM AKIHABARA TO UENO-SHINOBAZUNOIKE ; 7.9.2013







◎text
万世橋を渡って秋葉原に来ると華やかな看板に目を奪われる。中央通り沿いには、セガやラオックス、世界のラジオ会館、インターネットカフェやまんが喫茶など、パソコンやソフト関連、電化製品の店のほか、ゲームセンターやアニメショップなどが目白押し。

路地を入った外神田一丁目や三丁目には中小の店が軒を連ね、「メイド」と呼ばれる格好をした少女たちがいたるところにいて、声をかけながらチラシを配っている。アニメショップやゲーム、パソコンやソフト関連の店には一人客の男性が多いことから、「オタクの聖地」と称される秋葉原。若い人は「アキバ」と呼んで平日でもごったがえしている。海外からの観光客の姿も多い。

中央通りを進んで、地下鉄の末広町駅、上野広小路駅を過ぎると上野不忍池はすぐ。弁天堂が見える頃には、もう暗くなってきて、周囲には明かりが灯りはじめた。

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2013年9月26日木曜日

JR神田駅からマーチエキュート神田万世橋

◎TOKYO PHOTO FROM KANDA TO MAACH-EQUTE ; 7.9.2013








◎text
JR神田駅の高架下を通って、中央通りを神田鍛冶町、神田須田町とぬけて万世橋まで。万世橋の手前に、JRの線路に沿うように今年1月オープンしたばかりのJR神田万世橋ビルが建っている。

線路の下では、旧万世橋駅遺構と一体化した商業施設『mAAch ecute(マーチエキュート)神田万世橋』がオープンに向けて準備が進められていた。

中央線の神田と御茶ノ水の間にあった「万世橋駅」は、赤レンガの壮麗な駅舎で、1912(明治45)年に東京市電(当時は路面電車)の乗換ターミナルとして栄えたという。関東大震災で焼失してしまい、平屋建ての2代目駅舎が1925(大正14)年に完成するが、1943(昭和18)年、太平洋戦争激化の中、乗降客減少に伴って万世橋駅は休止となった。

2013年9月14日(土)にオープンしたこの施設には、カフェやワインショップ、スウィーツや雑貨店などのお洒落な11の店舗がある他、旧万世橋駅の遺構である「1912階段」「1935階段」や、ホームを整備した展望デッキも整備された。オープン当日は展望デッキへの入場待ちの列ができる程だったという。

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photo ; Utsunomiya
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2013年9月25日水曜日

大手町から日本橋本石町の常盤小学校前

◎TOKYO PHOTO OOTEMACHI ; 7.9.2013









◎text
大手町はここ数年で大きな変貌を遂げている。昨年通ったとき「仮称・大手町1-6計画」と名付けられて工事中だった再開発エリアに、「大手町タワー」が間もなくグランドオープンする。第I期にオープンする商業ゾーンは名称を「OOTEMORI(オーテモリ)」。大手町タワーの横に整備された緑地「大手町の森」の植栽されたばかりの若木が、やがて大きく成長し、忙しく働くサラリーマンたちを癒してくれそうだ。

大手町タワーから東側、JR線路の方向には、大手町野村ビル、新大手町ビル、朝日生命ビルが見える。北側には大手町フィナンシャルシティ サウスタワーやノースタワーが、南側には丸の内オアゾのビル群、丸の内永楽ビル、新丸ビル、丸ビルと超高層のビルが林立。

ビルの谷間を歩いて、丸の内トラストタワーを背にしたJRの線路をくぐって、新常磐橋から日本橋本石町の中央区立常盤小学校前に出る。

明治6年に開校し今年開校140年を迎えた常盤小学校。関東大震災を機に、昭和4年に耐震耐火性の高い鉄筋コンクリート造りの校舎として建て替えられた建物も門も、歴史を刻んでいる。アーチのついた出入口、半円形の窓とその窓台、はん円形の屁など幾何学的な装飾が特徴の都選定歴史的建造物。

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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

2013年9月20日金曜日

二重橋、皇居前広場から和田倉、大手町へ

◎TOKYO PHOTO KOKYO IMEPERIAL PLASE ; 7.9.2013









◎text
休日の少し陽が傾きかけた時間に皇居周辺を歩く。桜田濠、桜田門の先には丸ビルや新丸ビル、JPタワーなどの高層ビルが聳えている。

桜田門から入って二重橋、皇居前広場へと進む。黒い雨雲に覆われて今にも雷が来そうな気配の中でも、海外からの観光客は二重橋を背景に写真を撮っている。皇居外周をジョギング中の人も多い。

皇居前広場から丸の内方面を見ると、23階建ての高級ホテルとして建て替えられ、2012年5月にグランドオープンした「パレスホテル東京」や、その隣には建設中のビル、また10月2日(水)にI期グランドオープン予定の「大手町タワー」など高層ビル建設がラッシュの大手町エリアが目の前。

南側に目を移すと、霞ヶ関から内幸町のビル群の中に、ひと際高く2014年に開業予定の「虎ノ門ヒルズ」が存在感を示す。和田倉噴水公園で少し休憩している間に、黒い雨雲がどいて陽が射してきた。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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