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７月６、７、８日の３日間、入谷の『朝顔まつり』が開催された。まつり初日の６日、梅雨明けが発表されると同時に猛烈な暑さになった。昼間の時間帯を避けて夕方出かけたが、それでも暑い。高層ビルの日陰を選びながら歩いて到着する。長い日射しが道路に容赦なく降り注ぐ。
鴬谷駅から歩いて5分ほどの所にある入谷の鬼子母神周辺で催される『朝顔まつり』は、下町の初夏の風物詩。言問通り沿いの鬼子母神側に100軒近くの朝顔業者の店が並び、反対側には同じくらいの数の飲食の露天が並ぶ。
どの店先にもピンク、紫、ブルーと色とりどりの鉢植えがずらりと並び、売り子さんが掛け声をかけている。朝顔はつる性の一年草。日本人には古くから親しまれていて、谷根千の路地でも朝顔の花をよく目にする。
裏道に入ると、カートに乗せられた補充の鉢植えを運ぶ業者の人や近所の子ども達、居酒屋ではビールを片手にくつろぐ人。小さな子どもの浴衣姿も可愛らしい。日の出とともに開く朝顔の習性に合わせて、早朝からスタートするということで、夕方になるとさすがに花はしおれ、売り子さんもくたびれていた。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編（漂流する東京）
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photo ; Utsunomiya
text；Hasegawa
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