2013年4月24日水曜日

日本橋人形町

◎TOKYO PHOTO NIHONBASHI-NINGYOCHO ; 20.4.2013











◎text
日本橋人形町1丁目と2丁目の間を人形町通りが走り、両側の商店街はファストフード店からカフェ、お土産屋、寿司屋、精肉店、漬け物、佃煮、本屋、お菓子屋、不動産などの店が賑やかにずらりと軒を連ねる。通り沿いには火消しと落語を題材にした2台のからくり時計があって、1時間ごとに仕掛けが動いて人形が現れ、音楽とパフォーマンスで楽しませてくれる。

交差点を明治座、浜町公園方面に進むと、下町の情緒を残した飲食店や伝統工芸店が並ぶ甘酒横丁と呼ばれる通り。お茶屋さんの前を通るとほうじ茶の香りが周囲に漂い、通りのむこうにある鯛焼の「柳屋」の前では行列ができている。「岩井つづら店」や三味線の「ばち英」など、ここにしかない老舗もある。創業明治10年創業の老舗、持ち帰り用のいなり寿司として有名な「志乃多寿司」や、備長炭で焼く南部鳥が評判の「久助」、毎日築地から運ばれてくる新鮮な魚や野菜でもてなす居酒屋「笹新」、お座敷10席だけの家庭的な江戸懐石「凡味」など名店が並ぶ。

路地を入ると、すき焼き・しゃぶしゃぶの「人形町今半」や老舗洋食屋「芳味亭」、お好焼・鉄板焼の「人形町松浪」などの有名店があり、甘酒横丁と反対側に進むと親子丼の「玉ひで」や洋食「小春軒」などの人気店も近い。

江戸時代、この界隈に歌舞伎小屋の中村座と市村座があった。薩摩浄瑠璃や人形芝居も行われていて、庶民の娯楽として大盛況で、人形を作る人、修理する人、商う人や、人形を操る人形師らが大勢暮らしていたという。季節ごとに市がたち、正月には手鞠・羽子板、3月には雛人形、5月には菖蒲人形などを商い、年間をとおして賑わいの絶えない街だったという。人形町の町名はそこから付けられたといわれ、粋な下町の風情はそこかしこに残っている。


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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
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2013年4月23日火曜日

日本橋大伝馬町、日本橋堀留町から日本橋人形町へ

◎TOKYO PHOTO FROM ODENBACHO TO NINGYOCHO ; 20.4.2013
日本橋堀留町

三光稲荷神社への路地

日本橋堀留町にある三光新道

「うぶけや」ショーウィンドウで

「うぶけや」

地下鉄人形町駅

人形町の路地

人形町大観音寺

人形町の老舗が並ぶ

路地の飲食店


◎text
人形町通りを日本橋大伝馬町、日本橋堀留町と進んで日本橋人形町へ。日本橋堀留町にある三光新道と看板のある路地を入ると、小さな鳥居のある三光稲荷神社が見えてくる。ビルやマンションに囲まれたこじんまりした神社。地元の人によって掃き清められているのか、ゴミひとつ落ちていない。

人形町に入ると、右書きの昔ながらの木製看板を掲げている老舗の「うぶけや」があった。創業は天明3年(1783年)。屋号は、“赤ちゃんの産毛も剃れる、切れる、抜ける刃物”が由来だとか。代表的な品は包丁、鋏、毛抜き。店先のショーウィンドウに商品のはさみと一緒に『維新の頃より明治のはじめ 大江戸趣味風流名物くらべ』の紙が貼られていて、「うぶけや」の名前も書かれている。

人形町交差点へ。通り沿いには日山特撰・和牛肉のブランド牛を扱う「日山」や京つけもの処「近為」など、看板の店が軒を連ねる。路地にも魅力的な店が多い。

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2013年4月22日月曜日

秋葉原から日本橋小伝馬町、日本橋大伝馬町へ

◎TOKYO PHOTO FROM AKIHABARA TO NIHONBASHI ; 20.4.2013
外神田の蔵前橋通り沿い

御徒町と秋葉原の間にあるJR高架下のスーパー


秋葉原駅のヨドバシカメラ前


岩本町馬の水飲み広場

日本橋小伝馬町の安楽寺と十思公園方面

日本橋大伝馬町の路地

日本橋人形町・織物中央通り

日本橋堀留町交差点近く


◎text
JRの高架線をくぐって秋葉原の東側に出る。台東区から千代田区に移り、JR線路のこちら側は新しい高層のオフィスビルが建ち並ぶ。秋葉原駅の中央改札口前にはヨドバシカメラがデンと構え、駅ビルも綺麗になっているが、駅は複雑に入り組んでいて迷ってしまう。

駅周辺は神田練塀町、神田相生町、神田花岡町、神田松永町と旧町名が残されていて、それぞれのエリアはごく狭い。神田が頭に残っているのは、1947年に神田区が麹町区と合併し千代田区が発足する際、神田区の名前が消滅することを惜しむ住民の声に行政が応えたといわれる。また1丁目、2丁目というように住居表示を簡素化、効率化しようとした政策に反対した地元住民の心意気が伝わってくる。

昭和通りに出て和泉橋を渡り岩本町へ。昭和通りと人形町通りの間で「岩本町馬の水飲み広場」の石碑。江戸時代に房総や東北方面からの物資輸送の荷車を引いた牛馬の水飲み場だった。また街道を行き来する人の休憩場でもあったとのこと。

人形町通りを進み、日本橋小伝馬町、日本橋大伝馬町、日本橋堀留町を通って日本橋人形町へ。

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2013年4月19日金曜日

根津藍染大通りから谷中の明治(あかぢ)坂

◎TOKYO PHOTO YANAKA-AKAJIZAKA ; 17.4.2013










◎text
不忍通りの根津神社入口交差点から東側は藍染大通り。入口には蕎麦屋「よし房 凛」や通り沿いに甘味処「芋甚」などの老舗がある。長屋風の建物の全面に藤の木が見事に花を咲かせている。夏になるとひょうたんの蔓も絡まって大きな実をつける。藍染大通りは毎週日曜には歩行者天国になって、近所の子どもたちがボールをけったり投げたりして遊んでいる。

へび道と交わって先は文京区根津から台東区谷中に。進むと右手に「旅館 澤の屋」が趣のある佇まいを見せる。宿泊客の9割が外国人という。家族で訪れた外国人観光客に日本旅館の良さを味わってもらえると評判の旅館。

澤の屋の先の坂道が通称・明治坂(あかぢ坂)。坂上に明治の大財閥・渡辺家の屋敷があった。その初代が明石屋治右衛門と言ったので略して「明治(あかぢ)」坂と呼ばれるようになったという。この渡辺家が経営していた渡辺銀行は金融恐慌(昭和2年)で経営破綻した。

坂の途中には高い石垣の高級な住宅が並ぶ。「猫町カフェ29」はハンドメイドの雑貨やランチなどが楽しめる店。建物壁面には蔦が絡まりバラが白い花を一面に咲かせている。

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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

2013年4月18日木曜日

文京区 根津神社つつじ祭り

◎TOKYO PHOTO NEZU-JINJYA ; 17.4.2013










◎text
次々に開花を始めている根津神社のツツジ。つつじ苑入口から右手奥の早咲きのツツジはもう見頃を迎えている。全体的にはもう少し、来週から今月後半にかけてといったところ。

表参道から入ってすぐの甘酒茶屋では、地域町会の人が甘酒と酒まんじゅう販売の賑やかな呼び込みを行っている。西門から裏門にかけては露店が並んでいるが、空いているのはたこ焼きやお好み焼きの店くらいで、まだ多くはシートがかけられている。

神橋の上でちょうど女優の撮影が行われていた。甘酒茶屋で働いている女性たちが口々に“押切もえちゃんだよ。細くてきれいだね〜”と言いあっている。浴衣姿ですらりと小顔、つつじ苑を背景にしてポーズと表情がすぐ決まる。みな遠巻きに眺めている。その間10分くらいか、撮影を終えるとアッという間に行ってしまった。

第44回根津神社のつつじまつりは5月6日まで。4月27日から連休中は根津権現太鼓の演奏や奉納演芸が行われる。

つつじ苑の入苑には整備事業ご寄進として200円。入苑は期間中午前9時から午後5時30分まで。

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