◎TOKYO PHOTO FROM SHINAGAWA TO MITA ; 20.11.2016
目黒駅から目黒通りを白金台方向に進む。プラチナ通り、東大医科研の古い建物を見て桑原坂を下る。左手に結婚式場の八芳園がある。
八芳園は、江戸時代は大久保忠教(彦左衛門)の屋敷であったが、その後薩摩藩の島津氏(松平薩摩守)の下屋敷を経て、明治時代に渋沢喜作の手に渡ったという。渋沢喜作は江戸時代の武士、明治時代の実業家で渋沢栄一の従兄とのこと。目黒雅叙園もこの八芳園も、広大な敷地を有しているのは、元は大名屋敷で大物実業家・経営者といわれる人達の手により現代まで経営が引き継がれているから、のようだ。
坂を下りきると、明治学院の由緒あるチャペルや記念館が見えてくる。正門の守衛さんにことわって写真を撮らせてもらった。チャペルと記念館は港区の有形文化財。インブリー館は国指定重要文化財になっている。横浜開港と同時に来日した宣教師ヘボンとその妻クララによって開設された“ヘボン塾”が明治学院の起源となっているという。ヘボンは“ヘボン式ローマ字”を考案した人としても知られている。
休日なので学生の出入りも少なく静か。傾いた陽を浴びた色付いた大銀杏と重厚な歴史的建物が美しく印象に残る。
◎photograph UTSUNOMIYA TAMOTSU
http://utsunomiyatamotsu.wix.com/photosite/
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/
◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html
photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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