12月24日、東京芸大の美術館・陳列館で島田文雄先生と関 出先生の退任記念展が行われていた。
島田先生は工芸科で陶芸が御専門。室内には牡丹やトルコ桔梗、カトレアや向日葵、カタクリ、蛍袋など自然の花々、草木を描き込んだ作品が並んでいる。色合いはブルーを基調に、紫や黄色、赤などが散りばめられてこの上なく美しい。陶芸の奥深い世界を見せて頂いた。
二階に上がると日本画の教授、関 出先生の大作がずらりと掲げられている。絵は抽象画、風景画、学生さんたちと行かれた東北の光景の素描など多岐に渡る。ちょうど先生もいらっして、漢字二文字のご自分の名前を、子供のころからよく“席譲る”と呼ばれたと冗談をおっしゃっていた。作品についても解説してくださり、親しみやすい人柄から生み出される誠実な絵が心に沁みた。
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa
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