2014年3月25日火曜日

東京国立近代美術館フィルムセンターから八丁堀(中央区)

◎TOKYO PHOTO The History of Japanese Film From the NFC Non-film Collection 15.3.2014











◎text
東京国立近代美術館フィルムセンターは、東京メトロ銀座線「京橋駅」と都営地下鉄浅草線「宝町駅」から徒歩1分にある。国立近代美術館の映画部門(フィルム・ライブラリー、フィルム・アーカイヴ)として1970年にスタートした日本で唯一の国立映画機関。

映画作品上映のための大ホール(2階/座席数310)と小ホール(地下1階/座席数151)のほか、7階には映画資料の展示室、4階には映画関連文献を収蔵した図書室がある。この日は『よみがえる日本映画松竹篇』として戦前、戦中の映画が上映中で、ロビーには観客がつめかけていた。展示室では『小津安二郎の図像学』と題し、絵コンテやセット図面帳などが展示され、絵画・デザイン・文字・色彩などの視点から小津安二郎を読み解くという試みがなされていた。

『秋刀魚の味』は、1962年の小津安二郎監督作品。妻に先立たれた初老の父親(笠智衆)と婚期を迎えた娘(岩下志麻)との関わりを描いた物語。その中で父親(笠智衆)の恩師・東野英治郎が演じるちょっと落ちぶれたラーメン屋の看板が「燕来軒」。

フィルムセンターを後にして、首都高と東京高速道路が交わる地点にある弾正橋を越える。弾正橋は北八丁堀に島田弾正少弼(江戸時代の町奉行)の屋敷があったことが名前の由来と言われる。真っ直ぐ八丁堀方面に進み、亀島橋を望む場所にある「DE ICHIBA デイチバ」で美味しいランチを頂いた。目の前にある亀島川を遊覧船が通過、橋の向こうには遠く東京スカイツリーも望めて、ゆったり過ごせる場所。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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