2014年2月18日火曜日

恵比寿映像祭を見て界隈を歩いて日仏会館

◎TOKYO PHOTO YEBISU 16.2.2014











◎text
この日、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で「第6回恵比寿映像祭」が開催されていた。年に一度、15日間にわたり、映像分野における優れた作品の上映、展示、ライブイベント、トークセッションなどが行われる。

3階、2階、地下1階の展示室で、入場無料の作品を見てまわった。印象的な作品もあった。『針の女』は、世界各地の都市の雑踏に佇むアジアのひとりの女性、その視線の先に見えるものを映し出す。『コラ』は、チベットのカイラス山を巡礼する作者の悲しみと虚無を写した揺れる映像。『ギブ・ミー・ザ・カラーズ』は東欧アルバニアの首都、ティナラにある打ち捨てられたマンションが、様々な色に塗られ鮮やかに変貌することで、社会に何か変化がうまれる様子を描く。恵比寿映像祭は今月23日まで。

恵比寿ガーデンプレイスを後にして、スカイウォークに乗って駅まで戻りランチタイムに。恵比寿アトレの中はどの店も混雑している。総菜を買って公園でとも思ったが、寒そう。外にでて駅前でいい店を見つけた。台湾料理「京鼎樓HANARE店」。ランチにはメインの他にチャイナサラダ、小籠包やデザートも付いている。初めて小籠包を食べた。美味しかった〜。

食後は恵比寿4丁目の路地をウロウロ。すると中田喜直住居跡の看板を見つけた。作曲家中田喜直は、大正12年にこの地で生まれ加計塚小学校に入学したという。代表作に「夏の思い出」「めだかの学校」「かわいいかくれんぼ」「ちいさい秋みつけた」「雪の降る街を」などがあり、日本人なら誰でも口ずさんだことがある。中田家は音楽一家で、父の章は日本ではじめてパイプ・オルガンを演奏し、「早春賦」を作曲したことで有名。

加計塚小学校の裏手の路地には一戸建ても多くあり、また坂もあって下町風な雰囲気が残る。通りに出ると日仏会館のシャレた建物が。創設には日本経済近代化の祖といわれている渋沢栄一が関わったといわれ、今年で創立90周年、さまざまな記念事業が行われるという。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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